「月曜から夜ふかし」2時間繰り上げで“陳腐化”懸念も、マツコにとっては好都合か

 タレントのマツコ・デラックスと関ジャニ∞の村上信五がMCを務めるトークバラエティ番組「月曜から夜ふかし」(日本テレビ系)が、2022年4月から放送時間が2時間繰り上げられて午後10時からスタートする。12月24日配信の「東スポWeb」が報じた。

 同番組は12年4月にスタートし、これまでは深夜枠での放送。「株主優待で暮らす桐谷さんシリーズ」などマニアックな話題も多く、深夜ならではマツコの切れ味鋭いトークも人気だった。

 午後10時開始となり、番組としては「昇格」した形になったが、それが災いし、以前から芸能界引退を口にするマツコにしてみれば、辞めたくても辞められないのではないかと「東スポ」は推察。また、近年のテレビはコンプライアンスの規制が厳しいことから、放送時間が繰り上げになることで、マツコの切れ味が悪くなるではないかと危惧している。

 ネット上でも「下ネタや下世話なネタができなくって、つまらなくなるかも」「深夜枠だからこそ、面白かったのに」「放送時間帯は昇格でも、深夜枠の自由度がなくなって魅力は半減する」などと、昇格をマイナス視する意見が多かった。

「悲観する声が目立ちますが、プライムタイム(午後7時〜午後11時)に昇格すれば、マツコにとっては“渡りに船”でしょう。ネット民の予想通り、番組自体は深夜枠でのようなエッジの効いた面白さはなくなると思います。その影響で視聴率が低下すれば、打ち切りも視野に入ってくるはず。引退までは無理かもしれませんが、レギュラーが1本少なくなることで、マツコの精神的な負担も少しは軽くなります。芸能界引退後は、マツコは海外に移住したいという願望を口にしています。レギュラー番組が減っていくにつれ、ワクワクしているのではないでしょうか」(芸能記者)

 月曜日は夜ふかしして、海外移住の計画を立てるのかも。

(石田英明)

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