スーパーでおなじみ「呼び込み君」玩具が在庫切れ!爆売れさせたキッカケとは?

「ポポーポポポポ♪ ポポーポポポポ♪」

 スーパーマーケットなどでよく耳にするメロディーを奏でる販売促進ロボの「呼び込み君」を手のひらサイズにした玩具「呼び込み君 ミニ」が12月16日発売。早くも在庫切れになるなど人気を呼んでいるが、このヒットの影には某探偵番組の影響もあるという。

 この玩具を製造した模型メーカーである青島文化教材社は12月22日、公式ツイッターで「『スーパーサウンド「#呼び込み君」ミニ』を発売しましたが、購入できないお客さまからお問い合わせをいただいております」と大きな反響があることを明らかにし、「現在、メーカーにも在庫がありません」と説明した。これには《アオシマさんも呼び込み君の大ヒットは予想外だったんだろなぁ》《余裕で買えると思っていましたが、浅はかでした。生産、頑張ってください!》といった驚きの声も寄せられている。

「呼び込み君」は2000年に群馬電機から発売されると多くのスーパーなど販売店で採用され、ポップでキャッチーな耳に残るサウンドは「脳内ループが止まらない」と一部ネット上でも話題となっていた。そんな「呼び込み君」の玩具の発売が今年5月のホビーショーで発表されると大きな話題となり、10月18日に青島文化教材社が予約開始のツイートを投稿するとリツイート数は1万件を超え、4日も経たずに予約注文で完売していた。

「その勢いをさらに後押ししたのが、11月19日放送の『探偵!ナイトスクープ』(朝日放送テレビ)です。この日の放送では『呼び込み君』が大好きな少年が同じ趣味を持つ仲間と集まりたいという依頼で、全国から『呼び込み君』好きの少年たちが集結して大盛りあがりしていました。この放送の中には『呼び込み君 ミニ』もしっかりと登場していたので、放送を見た視聴者から《欲しい!》という声が殺到したのです」(メディアライター)

 なお、青島文化教材社によれば「1月発売で再生産している」とのことなので、高額転売ヤーからは決して購入しないように注意しよう。

(小林洋三)

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