ジャニーズが「ゲーム実況」に進出するワケとは!? 有岡大貴、玉森裕太らが集結

 もともとジャニーズ事務所はネットには後ろ向きだったが、2018年3月に今ではメジャーになったSixTONES、SnowManらがYouTubeチャンネルを開始してからはネットにも積極的に取り組むようになった。

 そのジャニーズが「ゲーム配信に進出」というニュースが流れたので、とうとうゲーム制作に進出かと思いきや、さすがにそうはなく、「Johnny’s Gaming Room」というチャンネルで”ゲーム実況”を始めるのだという。

 たかがゲーム実況と侮ってはいけない。ソニー生命が今年6月に行ったアンケート調査では、男子中学生がなりたい職業の5位にランキング、女子でも10位の高位置につけ、男子高校生でも8位に入るほど根強い人気があるのだ。

 ちなみに中学男子のなりたい職業トップ3はユーチューバー、プロeスポーツプレイヤー、社長・起業家で、ゲーム実況の下の6位には公務員、会社員、プロスポーツ選手が同率で並んでいる。スポーツ選手よりeスポーツの方が上なのだ。

 それほどゲーム実況が子供に人気なのは、ユーチューバーの強力コンテンツの1つであるからだという。

「ゲーム実況は最初は個人の趣味や愛好家向けからスタートしましたが、この10年ほどでYouTubeの中でも一大ジャンルとして発展、中には年間5億円稼ぐ人もいるくらいです。芸能人もこの分野で活躍している人が多く、狩野英孝の『EIKO!GO!!』や本田翼の『ほんだのばいく』内での実況がつとに有名。他にも、すゑひろがりずは狂言風実況が他にはないと好評で、ゴー☆ジャスなどはテレビでとんと見なくなりましたが実は芸能人のゲーム実況のパイオニアで、ある意味その道のプロと言えるかもしれません。ジャニーズでは山田涼介が有名ですね」(ネットライター)

 だから満を持してジャニーズもゲーム実況に本格参戦というわけだ。12月16日にチャンネルは既にプレオープンしており、中心メンバーのHey!Sey!JUMPの有岡大貴、Kis−My−Ft2の玉森裕太、宮田俊哉がゲームをしながら絶叫するシーンが見られる。他にもSnowMan、関西ジャニーズJr.、SixTONES、King&Prince、なにわ男子…といった人気グループの面々が総ざらいで出演。29日にかけて各グループのゲーム好きをフォーカスしながら、来年1月1日の本格オープンまでに、最終的に15人のメンバーに絞っていくという。

 また今年は大晦日の恒例の年越しライブ「ジャニーズカウントダウン」が2年ぶりに開催される。そしてチャンネルの本格オープン後は火〜土の週5で動画が更新され、生配信の計画もあるというから、ライブにネットにとさらに活躍の場が広がりそうだ。

(猫間滋)

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