谷原章介と合わせて100万円!橋下徹氏が一律給付を天下の愚策とブッタ斬り

 元大阪市長で弁護士の橋下徹氏が11月8日放送の「めざまし8」(フジテレビ系)に出演し、政府が検討中とされる18歳以下の国民への一律10万円給付案を「どう考えてもおかしい」と一蹴している。

 番組では、コロナ禍における困窮支援策として、政府が所得制限を設けずに18歳以下へ一律で現金を支給するという案を検討中であると紹介。これを受け、18歳以下の子供を6人育てている番組MCの谷原章介は「所得制限が無いとなると、僕も60万円もらえるんですけど」と語り、橋下氏も「僕は4人だから40万円。だから、(谷原と)2人で100万円ですよ。これはどう考えてもおかしいでしょ。これは天下の愚策だと思いますよ」と呆れている。

 同氏はさらに「公明党はしっかり考えてもらいたいし、自民党も頑張ってもらいたい。野党も頑張ってもらいたいんですけど」と続け、「困窮者救済目的なら分かるが、なぜ18歳以下の子どものところに所得制限なしなのか」「納税者として、こういうお金の使い方をされるのは腹立たしい」と述べ、“お金配り“の対象に富裕層も含まれてしまっている点を嘆いている。

「この給付案については、現大阪府知事の吉村洋文氏も7日に出演した『日曜報道 THE PRIME』(フジテレビ系)の中で、『所得制限なしに18歳以下だから全員に配るというのは、何を目的としているのか分からない。(3人の子供を育てる)僕だって30万円もらえる』と指摘し、『18歳以下全員に配るより、例えば経済的に厳しいひとり親家庭などに優先的に配るべき』とも提言。所得ではなく年齢で支給対象を縛るという点を目的が不明だとしています。この給付案には世間からも《お門違いも甚だしい。18歳以上でも苦しんでいる人は沢山いる》《一体なんの支援なんだろう。少子化の子供対策なのか、コロナの経済支援なのか、意味不明》《今からでも修正してもらいたい》など反対意見が殺到しており、コロナ禍に緊急的に実施する支援策としては不適切だと考える人が多いようです」(週刊誌記者)

 一律給付か所得制限か。自公の協議はつづいている。

(木村慎吾)

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