「仕事の打率は9割」豪語!進次郎氏後任、山口新環境相のビッグマウス

 10月5日、後任の山口壮新環境相への引き継ぎを終え、庁舎を後にした小泉進次郎氏。引き継ぎにあたって時折目を潤ませるそぶりも見せたが、そんな姿にワイドショーコメンテーターからは「涙が多すぎ」「涙のインフレ」などと揶揄されてしまっている。一方、初入閣となった山口氏だが、こちらも就任の際に語ったある発言が波紋を広げている。

 政治部記者が語る。

「山口氏は東大卒で外務省入りし、外交官として米・中・英などの大使館に勤務。外交官時代に小沢一郎氏に誘われ、政界入りしたという官僚出身のエリートです。ただ、当初は民主党議員として活動していたものの、2013年に突然、『一生懸命やってきたが限界を感じた』として民主党に離党届を提出。ところが2週間後には無所属のまま自民党の二階派に入会したことで、民主党は離党届を受理せず除籍処分とした顛末は有名。それでも本人としてはエリート街道を歩んできたという自負があるのでしょう。そこでつい就任会見で『野球で言ったら打率3割以上はみんな強打者になるんでしょ? 私の仕事の打率ってのは、だいたい9割くらいなんです。強打者に入るんだと思います』と言ってのけたのです」

 これを受けてネットがざわついたのは言うまでもない。SNS上には《最初に強さや優秀さを自己呈示する人は、たいてい…》《能ある鷹は爪を隠す!本当に出来る男はこんな発言はしないだろう》《いわゆるビッグマウスというやつですね。9割かなんか知らないが実際の施策で証明して欲しいね》《頼もしい発言ですが、あとはレジ袋問題できちんと結果を出してください》といった厳しいコメントが相次いだ。

「プラスチックごみ削減のため、小泉前大臣がコンビニなどのレジ袋を有料化したのは昨年7月ですが、スーパーなどでは万引きが増えたとの指摘もあり、利用者からも『毎回、レジ袋はいかがされますか?と聞かれるのは非常にストレス』等々、不満の声が上がっていました。打率9割の山口新環境相が、再エネとこの有料レジ袋問題に国民が納得できるよう、どう決着をつけるのか、まずはお手並み拝見です」(同前)

「ただのビッグマウスだった」と言われないよう、山口氏には「言行一致」の活躍を期待したいものだ。

(灯倫太郎)

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