テレビや映画に限らず、最近は舞台やゲームなど幅広く「イケメン」がビジネスの切り口として使われている。女性は好きな物事に関して財布のヒモが緩いのだ。
そんななか、「イケメソ宅泣便」なる新たなビジネスが誕生しているという。フリーライターが明かす。
「『イケメソ』とは、“メソメソ泣くイケメン”のこと。人は涙を流すとストレスや緊張を軽減してデトックスできるという説があり、それを推奨している涙活という活動とイケメンを合体させたビジネスのようです。一般に泣くのはマイナスと思われがちですが、人によっては一粒の涙で1週間分のストレス解消効果があるといいますから、癒しを求める人が増えている今の時代にマッチしているかもしれません」
怪しさもいっぱいだが、サービスはなかなかユニーク。
「『イケメソ宅泣便』は法人限定。企業から受注がきたら好みのイケメンを選んでもらい、企業の会議室などに派遣する。やって来たイケメンが社員たちと一緒に泣ける動画を観て一緒に涙を流してくれたり、ハンカチで涙を拭いてくれる“頬ポン”というサービスをしてくれます。女性社員同士や上司が女性社員を慰労するために利用することもあるそうです」(前出・フリーライター)
配達される“イケメソ”は昭和顔の正統派ハンサムから、弟系、癒し系、塩顔系、インテリ系、スイート系と幅広く全員が「感涙療法士」なる資格を持っているという。
令和には、こうした新たなイケメンビジネスが続々と誕生するのだろうか。