2017年から軽自動車でも選択することが可能となった、白のナンバープレート。しかし、軽で白ナンバーを申し込めるのは9月30日までの予定で、残すところ2カ月と期限が迫っており、軽のオーナーからは《いつでも白を選択できるようにして》といった要望が相次いでいるという。
現在、軽自動車にも交付されている白ナンバーは「ラグビーワールドカップ2019」と「東京2020オリンピック・パラリンピック」の開催を記念した期間限定のもので、オリパラが新型コロナウイルスの影響で1年延期されたことから交付期間も延長され、今年の9月いっぱいまでに変更されている。本来、軽自動車は原則として黄色のナンバープレートを付ける決まりがあるものの、記念ナンバーの寄付なしバージョンを選択すると、右上に小さな大会ロゴが付いただけの白ナンバーが選択でき、普通自動車とほぼ変わらないプレートになる。
とある自動車ディーラーによれば、新規に軽自動車を購入する人の約7割が白ナンバーを選択しているといい、カーリースの「おトクにマイカー 定額カルモくん」を運営するナイルがおこなった調査でも、軽オーナーの半数以上が白ナンバーを付けたいと回答したことが明らかとなっている。
「軽のオーナーが白ナンバーを付けたがる理由は、黄色のナンバーが車のカラーに合わせづらく、普通自動車から舐められる傾向にあるからだといいます。黄色ナンバーの軽に乗っていると”煽られやすい”といった意見もあるようですね。しかしネット上では、白ナンバーを希望する軽オーナーに対して《黄色が嫌なら普通車にすればいいだけの話》《軽で白ナンバーの方が逆に恥ずかしい》《そもそも軽自動車を黄色ナンバーに区別している理由があるのだから、期間限定とはいえ白を採用すべきではなかった》《ナンバーが白かろうが軽は軽》など厳しい意見も多く見られます」(ネットライター)
ともあれ、軽で白ナンバーをご希望の方は早めの申請を。
(小林洋三)