「アナウンサー卒業」フジ・久代萌美をさんま、松本人志が激賞するワケ

 異色の存在であっただけに残念!?

 ダウンタウンの松本人志が7月4日に放送されたフジテレビ系バラエティ番組「ワイドナショー」に出演。同番組でアシスタントを務めていた久代萌美アナウンサーが人事異動により、現在のアナウンス室からネットワーク局に異動したことについて言及した。

 松本はこの日の収録前に久代アナから異動の挨拶を受けたことを明かし、「久代さん、大化けする可能性を秘めていると思ったから、ちょっと惜しい気もする」と、久代アナの異動を惜しんだ。

 また、同局系バラエティ番組「さんまのお笑い向上委員会」で共演していた明石家さんまも、3日に放送されたラジオ番組「ヤングタウン土曜日」(MBSラジオ)にて、久代アナについて「オレも久代の大ファンなんです、実は。久代の私生活がテレビ・ラジオで言えないけど面白すぎるんですよ。もうひょっとしたら、オレはいまイチ押しの女の人。本当にあいつの生きざま。ものすごい面白い」と、久代アナを絶賛。

 なんでも、そのユーモラスなキャラクターはアナウンサー離れしたものがあるとさんまは言い、「アナウンサーとしては、オレももったいないような気がするけど、そんなアグレッシブな人はアナウンサーにいらないでしょう。だから『向上委員会』も頑張ってやってくれて、ついていこうと思って一生懸命やって…」と、そのタレント性を認めていた。

「アヤパン、カトパンなど、○○パンと呼ばれる愛称を人気のアナウンサーにつけたりと、かつては”アイドルアナ王国”とも呼ばれていたフジテレビ。そんな中、久代アナはとんねるずの石橋貴明と初共演時に”ブスパン”という屈辱的なあだ名をつけられたり、『さんまのお笑い向上委員会』にて、鬼越トマホークの金野博和から『フジテレビにしてはあまり可愛くねーんだよ』と暴言を吐かれたりと、真逆のポジションを確立。それでも、近年では明るい人柄である同局の山崎夕貴アナや日本テレビの水卜麻美アナのように、キャラクターも人気を大きく左右する要素となりました。

 その点、久代アナはさんまも絶賛しているようにバラエティ番組での受け応えにも定評がありましたし、松本に対して『干されればいいのに』と、毒を吐いたりとアナウンサーとしては異質な存在でした。アナウンサーとしての資質があったかはともかく、バラエティ番組でアシスタントを任せることに関してはうってつけのアナウンサーだっただけに、大御所2人が残念がるのも無理はないでしょう」(エンタメ誌ライター)

 そんな久代アナだが、さんまに対して「ネットワーク局でまたチャンスがあれば仕事して下さい」とメッセージを送っていたことも明らかになっている。

 もしかしたらアナウンサーとしてではなく、また違った形で姿を現すかも!?

(権田力也)

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