フジ女子アナ「ステマ疑惑」再度の否定に漂う”ウヤムヤ感”

 5月28日、フジテレビは5月の定例社長会見が中止になった代わりにラジオ・テレビ記者会からの質問に書面で回答。その中で、同局の女性アナウンサー数人にステルスマーケティングの疑惑がかけられている件について改めて否定したが、《身内に甘すぎ》といった批判が殺到している。

「問題になっているのは、4月に『週刊文春』がフジの女子アナ8名が都内の美容院で無料サービスを受けた代わりに同店のSNSに写真掲載を許可し、ステマに協力していたと報じていたもの。同局は4月30日には書面で『弁護士等の専門家に確認した上で、いわゆるステルスマーケティングにはあたらないと考えております』との見解を示していました」(芸能ライター)

 今回は、重ねて書面で「外部の弁護士も入れた詳細なヒアリング調査を実施した結果、社員就業規則に抵触する行為が認められました」と説明したものの、「『対価性があるのではと疑われるような行為』については、放送人としての自覚が問われる行動であり、関係者に対し厳正に対応しました」とステマについては暗に否定し、具体的な処分についても明らかにされなかったのだった。

「これにネット上では、《まぁ、お咎めなしなんだろうな。フジは本当に身内に甘い》《番組で他の業界は叩きまくるくせに、自分ところのステマには「対価性があるのではと疑われるような行為」だって笑っちゃうわ》《本質的には吉本の闇営業問題と同じでは。女子アナたちは自分たちの商品価値を分かってやってる》など厳しい意見が相次いでいます。無料でサービスを受けて美容院のSNSに写真掲載を許可していたのなら、ステマ以外の何ものでもないと思われても仕方がありません。加えて、今回の件で美容院側と女子アナとで、SNSの写真を削除するしないでトラブルになっていることも報じられるという、オマケ付き。このゴタゴタが、それぞれの女子アナが担当する番組の視聴率に影響を与えかねない状況です」(ITジャーナリスト)

 しばらくは波紋を呼びそうだ。

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