1月8日、大手カラオケチェーンの「カラオケ館」は「緊急キャンペーン」と題して、同日から2月7日まで緊急事態宣言が発令された東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県の1都3県(適用外の店舗あり)で室料を0円にするキャンペーンを実施すると発表した。
同チェーンを運営するB&Vによれば、期間中はオープンから20時まで、平日は最初の120分の室料が0円(延長30分70円/フリータイム200円)となり、土・日・祝日も最初の60分の室料が0円(延長30分90円/フリータイム400円)となる。別途、ソフトドリンクの飲み放題600円の注文が必要となるが、ネット上では《緊急事態宣言セールで!? もはやヤケクソだな》《人件費と電気代でむしろマイナスになりそう》《もはやここまでしないとお客さんは来ないのか…》など衝撃のキャンペーンに驚きの声が相次いでいる。
また、同期間中のオープンから20時まで「激得0円」と「フリータイム」の利用者を対象として、フード・アルコールの全品が50%オフとなるキャンペーンも実施される。
「カラオケボックスというと密室で飛沫感染の可能性も高い危険な場所というイメージがあるかもしれませんが、実はカラオケ喫茶やカラオケスナックとは違い、今のところカラオケボックスでクラスターの発生が確認されたことは一度もありません。藤田医科大学医学部の吉田友昭教授は実証実験をもとに『カラオケボックスは法的基準の3〜4.5倍の換気能力を備えている』との見解を発表しました。また、ひとりカラオケならば感染の可能性は格段に低くなりますし、テレワーク用のワークスペースとして利用するのも良いのではないでしょうか」(ITジャーナリスト)
カラオケが苦手な人でも、ランチやテレワークにカラオケボックスを有効活用してみてはいかがだろうか?
(小林洋三)
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