YouTube「断固拒否」のさんまが宮迫のオファーを受ける?根拠は2009年のサプライズに

 お笑いコンビ・雨上がり決死隊の宮迫博之が12月16日に自身のYouTubeチャンネル「宮迫ですッ!」を更新し、先輩芸人の明石家さんまに向けてYouTube出演を呼びかけた。

 この日の動画には、同じくユーチューバーとして活躍するオリエンタルラジオ・中田敦彦をゲストに招き、2人が立ち上げたYouTube特番「WinWinWiin(ウィンウィンウィーン」で共演したいタレントについて意見を交わした。

 2人は、ZOZO前代表の前澤友作氏や爆笑問題・太田光、とんねるず・石橋貴明といった超ビッグネームのゲスト出演に想いを馳せると、中田は「さんまさんとかはどうですか?」と宮迫に提案。さんまはかねて「テレビに育てられてきた」ことへの恩義を優先しており、「YouTubeには絶対出ない」と断固拒否の姿勢を貫いてきたが、最近になって宮迫にはさんまの気になる発言があったという。

 それは、さんまがパーソナリティを務めるラジオ番組「ヤングタウン土曜日」(MBS)の11月7日放送回での言葉だ。ここでさんまは自身のレギュラー番組内の限定企画でユーチューバーデビューを果たす計画が進行中だと明かし、「年末にYouTubeを開局して、宮迫、渡部の家に行って。それをYouTubeで撮って、その間だけ俺がYouTubeやんねん」と語っていた。

 YouTubeへの出演を匂わせたこの発言に驚かされたという宮迫は、過去にもさんまが“絶対に出ない“と決め込んでいたテレビ朝日の番組にサプライズゲストとして出演した出来事を回想。2009年8月放送の同局系「アメトーーク!」では、雨上がり決死隊の芸能生活20周年を祝うべく、さんまがシークレットゲストとして登場。確執がささやかれていたテレビ朝日の番組に出演するのは実に14年ぶりのことだった。

 宮迫は「何年も出ないと決めていたテレ朝に、俺らの記念やからってその約束事を破ってまで出てきてくれた。相方と2人で腰が抜けて泣きそうになった」と当時を振り返り、「こだわりが強い方だから、それを俺らのために破ってくれたことが嬉しすぎて」とコメント。中田も、豪華なスタジオセットを組んだ「WinWinWiin」がさんまを迎えるには打ってつけの舞台だと力説し、お金ではなく、熱意を前面に出して懇願すればチャンスはあるのではないかと指摘して宮迫の背中を押した。宮迫も「もしかしたら出てくれるかもしれない」とファンの期待感を高めている。

「中田は、もしも宮迫がさんまにYouTube出演を打診する際は、自らもその場に駆けつけて本気で説得に臨むと宣言。この中田の情熱を受け、宮迫の心も揺れ動き、最後には『だから、さんまさん。(YouTubeには出ないという)こだわりをもう一度破ってください』と呼びかけた。2人がさんまのYouTube出演プロジェクトを進めていく考えを示すと、コメント欄にも『さんまさん出るならカットせず何時間でも回して欲しいわー』『さんまさんがWinWinWiin出てくれたら毎日見ます』『もしさんまさんがYouTubeに現れたら革命が起きるな』などと超大御所の登場を期待する声で溢れています。さんまは吉本興業からなるべくYouTubeには出ないでほしいと要請されているとも明かしていますが、自身が公言してきたポリシーを破ることになるのかが肝となりそうですね」(テレビ誌ライター)

 果たして“お笑い怪獣“によるYouTube進出は叶うのか。今後の展開に注目したい。

(木村慎吾)

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