爆食女王が伝説のすた丼に大苦戦、巨大なモノに「手抜いただけだっぺ」

 アイドルグループ・エラバレシのメンバーでタレントのもえのあずきと言えば、数々の大食い番組で底知れぬ胃袋を見せつけ、“爆食女王”と認知されている。そんなもえあずが、珍しく苦戦する場面が12月8日放送の「デカ盛りハンター」(テレビ東京系)で見られた。
 
 デカ盛りメニューを提供したのは全国に110店舗以上を展開する「伝説のすた丼屋」。ニンニクをがっつり効かせた「すた丼」は同店の名物メニューとなっているが、もえあずに出されたのは、唐揚げやローストビーフ、メンチカツ、バターの塊などを配した総重量4キロ、1万キロカロリー超の「ハイエナジー丼」だった。

「丼のスタミナ焼きの部分には通常の9倍のニンニクが使われ、さらにメンチカツにもニンニクがたっぷりと入っていました。さらに背脂もたっぷりで、視聴者からは《胃腸は大丈夫か?》《いくらもえあずでも体調が心配》との声が寄せられていました。さらにロケの翌日には握手会のイベントが入っているとのこと。これには番組MCのカミナリ・石田たくみが『最悪!』『ダメよ、握手会の前日に“デカ盛り”入れちゃ』とツッコミを入れていました」(メディア誌ライター)

 受難はニンニク攻めに終わらない。丼の具の部分をほぼ食べ終えたところで、姿を見せたのは黄色いたくあん。もえあずがこれを箸でつまんで引っ張りだすと、なんとカットされていない、まるごと1本のたくあんだった。カミナリ・石田はこの丼を作った店長に「これ、手抜いただけだっぺ。カットしないと。切る手間省いただけでしょ」とダメ出ししたが、もえあずは巨大たくあんにかぶりつき、その後、カレーのトッピングを追加。ニンニクとたくあんに大苦戦を強いられながらも、なんとか完食を果たして番組は終了したのだが…。

「もえあずに挑戦した店側としては、なんとか完食させないよう、あれこれと工夫を凝らしたようですが、たくあん1本まるごとというのは、見たことがありません。ファンからは《さすがにやりすぎ》《口がテカテカに》と悲鳴が上がっていました。それでもキレイに完食したのですから、さすがの一言。『デカ盛りハンター』に番組最多の出演回数53回を誇り、食べた総重量は200キロ以上と紹介されていましたから、今後も番組の“看板”として活躍してほしいですね」(前出・メディア誌ライター)

 もえあず効果か、放送後には多くの視聴者が「伝説のすた丼屋」に足を運んだようだが、匂いのエチケットには十分配慮してほしい。

(福島シゲル)

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