パパ活歴10年の主婦が明かした驚愕収入と二重生活「パートに出る感覚で…」

 パパ活という言葉を聞くと、若い女子と年配のパパの組み合わせを思い浮かべるが、パパ活をするのは若い女性だけではない。家庭を持っている主婦の中にも、パパ活をしている女性は多く存在する。今回は、独身時代にパパ活をはじめて、結婚後2人の子を産み育てながらパパ活を続けている既婚者女性に話を聞いた。東京都在住の坂本冴子さん(仮名・36歳)。

「パパ活を始めたのはもう10年以上前、独身でOLをしていた時です。パパ活って言葉はまだなくて、“2号さん”のような存在って思ってましたけど。動機は、完全にお金です。短大を出てOLをして数年経ち、このまま普通に暮らしていたら一定以上のお金が手に入る可能性はゼロ…とリアルに感じてしまって。月々遣えるわずかなお金をチマチマ計算しながら3千円の服を買うかどうかを迷う…みたいな人生は耐えられないと思って」

 冴子さんが援助交遊を始めた当時はまだ今のようにスマホはおろか、マッチングアプリなどもなかったが、その手のサイトにアクセスすれば、出会える機会はたくさんあったそうだ。それでも、全員とカラダの関係を持ったわけではないという。

「そこは相手次第でしたね。どんな仕事でも取引するかどうかは相手次第じゃないですか。行為に関しては、完全にビジネスライクというわけではなく、排卵日とか生理前とか、自分のコンディションと照らして、行くときはかなり本気で求めるタイプかもしれません。単発で終わる関係もあれば、その後も会い続ける相手もいます。常に継続的に会っている“パパ”が数人いる感じです。長い人だと10年近く続いている人もいます。それぞれには、他の相手がいることは言っていません。結婚していることを言っている人もいれば、ナイショにしている人もいます。関係が続いているパパとは、会わない時もメールやLINEのやりとりをしています。愚痴を聞いたり、元気づけたり…。年齢は年上が多いですね。70代も何人かいます。お手当は人によってバラバラ。1回で5万円とかくれるパパもいますよ。でも最初に決めた額より下げないと決めています。途中で値下げを交渉してきた相手は容赦なく切りますね。お金以外のルールは、パパ活ではキスは無し、絶対避妊…くらいかな」

 おカネの切れ目が…ではないが、現在はマッチングアプリも併用して“パパ活探し”に勤しんで、パパを補充することもあるという。結婚生活や子育てとの両立は難しくないのだろうか。

「パパ活はパートに出るような感覚ですかね。会うのを平日の昼間限定にしておくと、自然と会社経営者とか個人投資家とか、金銭的に余裕のある人しか寄ってこないんですよね。それにこうやって、お金を稼いでなかったら、多分、良い奥さんにも良いお母さんにもなれなかった…というのが私の実感ですね。だから、私にとって、パパ活と家庭生活はワンセットなんです。お金がなくても愛があれば幸せになれるという考え方は、私にはよく分かりません。他人と支え合って生きていくということを、私はパパ活から学んだ気がします」

 こう話す冴子さんがパパ活で貯めこんだ“へそくり”は、今では本人いわく「郊外でそこそこのマンションが買えるくらい」の額に達したという。このウン千万円という貯蓄額からも、なかなかのプロ意識を感じさせられる女性である。

(オフィスキング)

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