今では珍しくなくなった「YouTube芸人」の世界に、意外な人気者がいた? 8月22日放送の「ゴッドタン」(テレビ東京系)で明かされた名前に驚く視聴者も多かったようだ。
YouTube芸人では総再生回数が7億回突破とぶっちぎりの実績を持つ“カジサック”ことキングコング・梶原雄太、そして芸人では最多のチャンネル登録者数281万人を誇るオリエンタルラジオ・中田敦彦が二大巨頭と言える存在だろう。ところがその中田を上回る総再生回数を誇る中堅コンビ芸人がいるというのである。
「番組では、異彩を放っている芸人として『ジャルジャル』を紹介。その総再生回数が4億755万回(収録時点)と紹介されるとスタジオではどよめきが沸き起こっていました。8月24日時点(以下同)では4億2599万回まで達しており、この数字が中田の4億1439回を上回っているという事実に驚きを隠せない人も多いことでしょう」(ネット系ライター)
お笑い芸人としての実績では決してトップ級とは言い難いジャルジャルだが、2014年にスタートしたYouTubeではすでに1500本以上の動画を公開。毎日のように新作のネタ動画をアップし続けるストイックさが視聴者に評価されているようだ。ただ中田の勢いはジャルジャルを上回っており、間もなく中田が2位に繰り上がるのは確実だろう。
そんなYouTube芸人の世界で、上記の3組に次ぐ人気者にはどんな顔ぶれがいるのだろうか?
「現時点での4位は霜降り明星(1億8102万回)でしょうね。以下、宮迫博之(1億4231万回)、ロバート秋山竜次(1億2818万回)、チョコレートプラネット(1億1152万回)、四千頭身(1億1018万回)らが1億回を達成しています。さらにはEXIT(8155万回)やフワちゃん(サブチャンネルとの合計で8885万回)が続き、デジタルに強い第7世代芸人の台頭が顕著です。そして昨年のM-1グランプリ2019の“決勝進出組”にも有望株が多く、優勝のミルクボーイ(5590万回)や同2位のかまいたち(4911万回)はもちろんのこと、同8位のすゑひろがりず(4563万回)や同10位のニューヨーク(3489万回)も着実に数字を伸ばしています」(前出・ネット系ライター)
ちなみにM-1で3位だったぺこぱは2503万回に留まっているが、この数字もYouTuberとしては「悪くないだろう」と言えるのかもしれない。
(北野大知)