YouTubeチャンネル「受験生版Tiger Funding」の動画が現在、バズりまくっている。
同チャンネルは、かつて日本テレビで放送されていた、志願者が実際の社長の前でプレゼンし、出資金を募るという番組「マネーの虎」の続編とされる「令和の虎」の受験生バージョンだ。
お金がなく、大学に通いたくても通えない若者が審査員である社長らにプレゼンし、その思いが伝わったら学費を出資してもらえるという企画である。
チャンネル登録者数は28万人。これまでの再生数は平均して数万回ほどと安定した人気を誇っていたが、10月8日に放送された動画が大バズりした。その後2回にわたる続編や、この回を虎たちが振り返る動画などを含めると、計1000万回以上も視聴されたのである。
「計3回の動画に登場したのは、31歳の元ホスト『本田さん』でした。彼は茶髪に黒スーツというチャラ男風のファッションで登場し、審査員らに『東大理IIIを受けたい』と、100万円の出資を求めたのです。しかし、プレゼンに十分な資料がなかったことや、受け応えがうまくできなかったこともあり、審査員の社長から『ホストの売名行為か』『ネタで来てるんじゃないか』などと責められたのです。すると、本田さんは逆ギレ。『ここは応募した人を潰すところなんですか』と言い放ったのですが、今度は審査員で実業家の岩井良明氏が、『何言ってんだお前!』と一喝し、一触即発の空気となったのです」(YouTubeライター)
本田さんは「もう帰ります」と席を立ったのだが、岩井氏は、『早く帰れボケ!』とブチギレるなどイラつきを隠さなかった。
「最後には、控え室に来た岩井氏に本田さんが、『若者をイジメて楽しいか!』などと噛みつき、これに対し岩井氏が激昂するなど、視聴者をヒヤヒヤさせる場面もありました。動画のコメント欄には《この状況で呆れて笑ったりせず最後まで向き合ってる岩井社長すごい》などという意見の他、振り返りの会については、その欠席裁判的な展開が批判されるなど、さまざまな声が上がっていましたね」(前出・ライター)
志願者、審査員ともに逆ギレするというまさかの展開となってしまったが、視聴者の関心は高かったようだ。
(佐藤ちひろ)