相葉雅紀の危機を救った!?「渡部ショック」で株を上げた澤部の“場回し術”

 近ごろはピンで活動することも多いお笑いコンビ「ハライチ」の澤部佑(34)。今年、芸能界を揺るがした“あの騒動”のあと、テレビ業界や広告業界からの評価がさらに上がっているという。

「もともと、老若男女を問わず好まれる見た目とキャラクターの持ち主でしたが、最近の澤部さんの場回し術は“本物”と呼んでいいのではないでしょうか。主役を立てつつほかの誰もおとしめない。そして、自分はバカになれる。番組を円滑に進行させる影の立役者となっています」(芸能ウオッチャー・田山洋一氏)

 現在、澤部はNHK「ネーミングバラエティー 日本人のおなまえっ!」やテレビ朝日系「しくじり先生 俺みたいになるな!!」、テレビ東京「欅って、書けない?」などにレギュラー出演中で、ニホンモニター社による「2019タレント番組出演ランキング」では18位。相方の岩井勇気(34)が気の毒になるほどの売れっ子だ。しかも今年、テレビ朝日系「相葉マナブ」が“例の事件”でよろめいた期間を澤部の卒ないトークや笑いで乗り切り、スタッフからの信頼がさらに上がったと評判になっているのだ。

 お笑いコンビ「アンジャッシュ」の渡部建(47)の「公衆トイレ不貞」が明るみに出る直前まで、「相葉マナブ」のレギュラーは嵐の相葉雅紀(37)と渡部、そして澤部だった。渡部が活動自粛を発表して以降の放送には、ゲストとしてミュージシャンのDAIGO(42)が登場。今ではいつの間にか「サバンナ」の高橋茂雄(44)が新レギュラーに固定されたようだが‥‥。前出の田山氏が補足する。

「この番組の主役は何といっても“絶対王子”の相葉クンです。しかしながら、渡部さんの代役として急遽、撮り直しに出演してくれた人気芸能人の顔も立てなくてはならないし、相葉クンともうまくつなげなくてはいけない。プレッシャーのかかる難しい立ち位置ですが、澤部さんはうまく立ち回って番組を盛り上げました。今や、渡部さんがレギュラーだったことを忘れてしまうくらい。ときどき出演するテレビ朝日系『タモリ倶楽部』を見ても、その技量が買われているのは間違いないと思います。若手俳優のホープ・菅田将暉さん(27)と共演している花王『メンズビオレ』のCMが4年以上続いているのも、そうした対応力の高さゆえでしょう」

 視聴者におおむね好意的に受け入れられていることもあり、テレビ局プロデューサーやスポンサーの評価は高値安定。とある広告代理店関係者がビジネスにおける「澤部ポジショニング」を推奨する。

「例えば、取引先と信頼関係を築いていた上司が不意に先方を激怒させてしまったり、社内の派閥争いや自身の家庭問題などで失脚したり、もしくは体調を崩して休養に入った時、澤部さん的な振る舞いができる部下にとってはピンチではなくチャンスかもしれません。逆に責任ある立場なら、彼のような人材を育てておきたいところ」

 芸能界でもスポーツ界でもネット業界でも、突き抜けたキャラクターがもてはやされるのは必然。しかしその一方で、澤部のようなユーティリティープレイヤーが重用されることも昔から変わらない事実だろう。

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