《これってとんねるずがやっていた細かすぎて伝わらないモノマネそのものじゃん》
《企画パクってるんじゃないの》
6月24日に「コサキン・天海の超発掘!ものまねバラエティー マネもの」(フジテレビ系)が放送されると、一部の視聴者が騒然。先に紹介した驚きの声がネットに寄せられた。
同番組はモノマネを得意とする小堺一機と関根勤、お笑い好きの女優・天海祐希が気になっている若手芸人のモノマネを次々と紹介していく内容。モノマネをスタジオで披露するのか、それともVTRなのかという違いはあるが、視聴者が受ける印象は「とんねるずのみなさんのおかげでした」(フジテレビ系)の人気コーナーである「博士と助手〜細かすぎて伝わらないモノマネ選手権〜」に近い。登場するモノマネ芸人もかなりの数が被っていた。
「ステージの下に落下する仕掛けこそ落ちないものの、次々とモノマネを紹介していくスタイルはそっくり。司会がとんねるずかコサキンかという違いだけに感じられました。どちらもフジテレビなのでパクったことにはならず、問題ないといえばないのですが、関根勤が出演してたことをどう判断していいのか迷いますね」(テレビ誌ライター)
人気を博した「細かすぎて伝わらないモノマネ選手権」は18年3月に「とんねるずのみなさんのおかげでした」が終了するのにあわせて、いったんは幕を閉じた。だが同年11月に「土曜プレミアム」の枠で「ザ・細かすぎて伝わらないモノマネ」として復活。さらに昨年12月にも第2弾が放送されている。
ところが、「ザ・細かすぎて伝わらないモノマネ」では木梨憲武と関根勤が出演せず、ファンを驚かせた。
「『おかげでした』が終わったばかりなのにすぐ『細かすぎて』を始めることに木梨が難色を示し、出演を拒否したと言われています。それに関根も同調したという報道もありましたが、真偽は不明です。結局、木梨と関根抜きで『細かすぎて』はリスタートしました。その関根がそっくりな番組に出たことで、騒然となっているわけです。一部のファンからは『裏切り行為だ』との批判も出ています」(週刊誌記者)
一方で関根と小堺を擁護する声もある。2人は「コサキン」の名前で人気になり始めた頃からマイナーなモノマネを得意としており、いわば「細かすぎて伝わらないモノマネ」の始祖とも言える存在。そんな2人が今回のようなモノマネ番組を担当するのは極めて自然なことだからだ。
「フジにしてみればヒットメーカーではなくなった石橋に忖度する必要はなく、高いギャラを払ってまで彼にお願いしなくてもいいという考えになったのかもしれません。なお、話題となった『マネもの』ですが、6年前から放送されているのを知らない視聴者は意外と多いかもしれませんね」(前出・週刊誌記者)
視聴者の受け止め方は分かれたようだが、果たして石橋貴明はどう思っているだろうか。