現在、コンビで共演するのは特番の「スポーツ王は俺だ!!」(テレビ朝日系)のみとなっているとんねるず。最近はもっぱら個人での活動が中心だが、石橋貴明はピンでの地上波レギュラー番組は0本。木梨憲武も「〜夢のオーディションバラエティー〜Dreamer Z」(テレビ東京系)のみでかつての勢いはない。
しかし、芸能界では5月中旬以降、「とんねるずが息を吹き返すのでは?」との憶測が業界関係者の間に飛び交っている。そのきっかけとなったのは7月に就任が予定されているフジテレビの新社長だ。
次期社長に内定している港浩一氏は、フジ系列の制作会社・共同テレビの現代表取締役。もともとフジテレビの社員で「オールナイトフジ」や「夕やけニャンニャン」、「とんねるずのみなさんのおかげです」など数々の人気番組を手がけ、同局の黄金期を支えた人物だ。
「以前、『みなさん』の番組内でノリさんがよくモノマネしていた“小港さん”のモデルです。とんねるずの2人にとっては恩人であり、盟友とも言える存在。港氏も彼らと出会わなければ、ここまでの出世はなかったはずです」(メディアジャーナリスト)
そのため、テレビ関係者の間では「年内にもフジのゴールデン番組に戻ってくる」という噂がここに来て流れ始めているという。
「十分ありうる話です。ただし、すでにコンビでの活動に主軸を置いていないため、2人の共演があるとすれば特番でしょう。むしろ、レギュラーやゲストを含めてピンでの出演のほうが可能性は高そうです。特にタカさんはスポーツに対する熱量と博識ぶりは業界でも有名。そのため、『スポーツ番組に起用されるのでは?』との声も出ているようです」(同)
彼らの姿をもっと見たいというファンが多いのも事実。60代にして再びテレビの中心に返り咲く可能性は大いにありそうだ。