「え? 中止じゃないんですか? やるんですかアッコさん!」なんて勝俣州和の声が“脳内再生”されてしまった。NHKの紅白歌合戦と並んで「オファーがきたら断る理由を考えるのが面倒くさそうな芸能界の一大イベント」として知られる和田アキ子さんの誕生会だ。例年、アッコさんの誕生日である4月10日に開催されているのだが、このコロナ禍では当然、アッコさんファミリーに“号令”をかけるわけにもいかなかったわけで…。てっきり中止になったものだとばかり思っていたのだが、5月30日放送のラジオ番組「ゴッドアフタヌーン アッコのいいかげんに1000回」(ニッポン放送)で「誕生会」に関する“重大発表”が行われた。
この日、6月1日に39回目の結婚記念日を迎えるという話題を振られたアッコさん。「ぜんぜん忘れてたわ」と笑い飛ばし、こう付け加えたのだった。
「今日もミッツ・マングローブと話してね。ミッツも仕事してるんだけど、彼女と誕生日一緒なんですよ。『ちょっと遅れたバースデー、一緒にやろうよ』と言いながら…、でもまだちょっとどうかな〜っていう…」と複雑な心境を明かしたうえで「ビミョーなとこですよねー」と、この話題を締めくくった。
この発言をラジオで耳にした芸能関係者によれば、「アッコさんの口ぶりからすると、6月中は無理だとしても、ぜったいに誕生会は敢行するという強い意気込みを感じました。たとえ3カ月、4カ月遅れになってもやるんだ、とね。じつはアッコさん、3月にこのラジオ番組で『(幹事の)出川、今回は延期ということに。いつか収まったら…』と、ハッキリと“延期宣言”をしています。延期を決めた際も寂しさと悔しさで涙を流したそうですから、どんな形であれ、誕生会はやるはずです。ラジオで話していたように、人脈の広いミッツさんと合同でやるとしたら、相当豪華な顔ぶれになるんじゃないですか」とのこと。
アッコさんの誕生会といえば、昨年4月10日には「和田アキ子 史上初の誕生会生中継」と題してAbemaTVがその会場に初潜入を果たしている。幹事役の出川哲朗をはじめ、勝俣州和、カンニング竹山、小島瑠璃子、松村邦洋といったおなじみのアッコファミリーが集結。現場では、「アッコさんにタメ口を使ったらどうなる?」「アッコさんの前でスマホをいじったらどうなる?」といった数々の「検証ドッキリ」が遂行された。そのスリリングな映像をもう一度見たいという視聴者は多いはずだが、問題はいかに安全に、そしていかに世間のバッシングを浴びないように誕生会を開催するかだ。
「確かに時期は重要ですね。秋にはコロナの第二波がくると言われていますから、いちばん安全なのは4カ月遅れの8月あたりでしょうか。その際もソーシャルディスタンスを心掛けて、席の間隔を空けるなどの対策が必要かもしれません。もっとも大事なことは大声で説教はしないという点。しかしアッコさんに向かって『怒鳴るのはNGですよ』なんて誰も言えません。飛沫対策のためにフェイスシールド着用というのが現実的でしょう。あとは名目ですね。ミッツさんと合同でやるのもいいかもしれませんが、ゴルフ仲間である石田純一さんを呼んで『励ます会』のような名目もくっつけるのもいいかもしれません。実際、アッコさんは石田さんのコロナ感染のニュースには同情的な姿勢を示していて、テレビでも『病気で闘ってるから今は非難するのはやめましょう』『治ったら呼び出しますよ』と“説教予告”をしていましたからね。石田さんもさんざん擁護してもらった身ですから、アッコさんの誘いは断れないはずです」(前出・芸能関係者)
新しい生活様式を取り入れたアッコさんの誕生会がどんな形で遂行されるのか。ファンとしてはやっぱり今年もAbemaTVで生中継してほしい!
(石川ともこ)