謝罪文も捏造だった!? 大島康徳がTBSの“虚報バラエティー”に怒りの抗議!

 元プロ野球選手で日本ハムの監督も努め、現在は大腸がんと闘病中の野球評論家・大島康徳氏(69)が、TBSに怒りを爆発させた。大島氏は5月22日、自身のブログで、《ダメです!「爆報THEフライデー」さん》と題し、TBS制作の情報バラエティーで放送された内容に事実と異なる点があったこととプライバシーの侵害があったことを明かした。

 同番組は 欠陥住宅と判明した大島氏の自宅の建替えについて取り上げていた。取材の協力を受け入れた理由について「欠陥住宅の建替えに悩んでいたところ建築会社の秀光ビルドさんが快く引き受けてくださり、辛い思いをしてきたことがどう解消され安全、安心、快適な家が作られていくのか?それを密着で取材し家作りを公表することが私達のように欠陥住宅で苦しむ方がいなくなることに繋がるならば、という思いで引き受けた」と述べている。大島氏と秀光ビルドはしっかりとした信頼関係で結ばれていたようだ。

「問題となったのは1月24日の放送回。番組内では大島氏の新居の建替え費用に重点を置き、4500万円という費用を聞いた出演者が驚く場面もあり、まるで大島氏が大枚を叩いて欠陥住宅を建替えるハメになってしまったという内容で放送されたようです。その上、大島氏は番組が公表した4500万という建替え費用についても『建築費用の公開はそもそも認めておらず拒否してきた』としたうえで、『放送された金額は事実とは異なります』と訴えています」(テレビウォッチャー)

 また、大島氏は「公に放送してしまった以上、訂正と謝罪も公にすることが筋である」と番組での謝罪を求めたがTBSは受け入れず、「家にお伺いしての謝罪」を提案してきたのだと言う。このTBSの対応に大島氏は「その時期はすでにコロナ禍にあり、密になることを避けなければいけない時期に何を仰っているのかと思い、ご遠慮願いました」と呆れ果てるように“直接謝罪”を断ったことを明かした。

 その後TBSからTBSの制作二部長、プロデューサー、ディレクターの連名での謝罪の手紙が届いたとして、手紙の写真をアップした。この手紙に対し大島氏は「謝罪の気持ちも解決しようという誠意も全くこちらには伝わってきません」と不満を綴り、「TBSの不始末を苦痛を受けた私達が対処しなければならないというのはあまりにも理不尽」「何故私が間違いを訂正しないといけないのか? と悔しく思います」とTBSへの怒りをあらわにし、「TBSに心から猛省してもらいたいと思います」と訴えた。

 この捏造報道事件にネットではTBSへの不信感が爆発!《ガンと闘病している大島さんにとってコロナ感染は命にも関わることなのに、大島さんの家に出向いて謝罪しようとするなんてTBSは何を考えているの?》《大島さんがアップした連名の手紙、差出人の署名が3人とも同じ筆跡にしか見えないんだけど本当に本人たちが書いたものなの?》と謝罪文の“捏造疑惑”まで上がりTBSへの批判が相次いでいる。TBSが大島氏の声を真摯に受け止め誠意ある謝罪をしなければ国民の不信感はますます募っていくだろう。

(浜野ふみ)

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