寺田心が描いた梅沢富美男の似顔絵に衝撃!ココラーが抱いた“不安”とは?

「大人だな〜、お前はな〜本当に。しゃべるの聞くとおじさん恥ずかしくなるわ」と、“レモンサワーおじさん”こと芸能界のご意見番・梅沢富美男をメロメロにしたのは寺田心くん。総勢37名の著名人がリモート出演を飾るサントリーの「話そう。」動画キャンペーンで、心くんは梅沢、乙葉、美絽と4人でトークを披露。5月15日にアップされた動画で、冒頭のように梅沢を感心させたのは、「人と会えなくて寂しいでしょ?」という質問に対するこんな答えだった。

「しゃべることがとても大好きなのでやっぱりいろんな人とおしゃべりできないのは少し残念だなと思うんですけど、こういうふうにみなさんとお話できるのは、これはこれですごく楽しいです」

 ソツのないコメント力を改めて見せつけた心くん。「小6なのに心は瀬戸内寂聴」と言われるだけのことはある。梅沢が愛犬を披露すれば、心くんも2匹の愛犬“のの”と“とと”を抱っこしてお披露目してくれた。続けてすっかり動画の“進行役”となった梅沢がゲームを提案。「梅沢さんを描いてみませんか? 似顔絵」と、まさかの“俺を描け”指令。こんなムチャぶりにも心くんは「がんばります!」とガッツポーズで応えたのだが、さて、できた似顔絵は……。芸能関係者がこう言って卒倒するシロモノだった。

「乙葉さんと美絽さんが描いたのは、いつものバラエティーに出るご意見番仕様の梅沢さん。わかりやすく言うとごく普通の“やさしいおじさん”。しかし心くんが描いたのは、なんと女形バージョンの梅沢さんでした。しかもていねいにかんざしや口の紅に色を塗っていましたね。ちなみに梅沢さんが描いた“自画像”は、幼稚園生が描いたドロボウにしか見えませんでしたが、心くんは『かわいい!』とフォローを忘れませんでしたね」

 ここで噴出したのが、小学6年生の心くんがなぜ梅沢の「下町の玉三郎バージョン」を描いたのか? という大疑問だった。ちなみに女形の梅沢がジャケットを飾った「夢芝居」がリリースされたのは1982年のことだった。ネット上では《なんで女装姿を描いたん?》と梅沢の“過去”を知らないファンからの声や《心くん、もしかして時空を超越している?》《心くんの本当の精神年齢が知りたい》《もしかして心くんに誰かが裏でアドバイスしてない?》などと、一抹の不安をのぞかせる声もあった。

「きっと心くんならではの気遣いでしょう。実は梅沢さん、大衆演劇の世界で“300年に一人”と言われるほどの美しい女形として知られていますが、近年は老いからくる不安もあって女形を演じることにためらいを覚えていたそう。今年1月に女形のメイクでテレビ出演した際にも、『これが最後』と言っていましたからね。きっと心くんは『まだまだおきれいですよ』と似顔絵にエールをこめたのではないでしょうか。動画では心くんが描いた似顔絵を見た梅沢が『上手じゃん!ありがとう〜』と最大級の賛辞を送っていましたからね。心くんといえば、3年ほど前にバラエティーに出演して、新川優愛と久本雅美から『どっちをママにしたい?』と聞かれて、『どちらも素敵で選べませんね』と返したコメントが“神がかっている”と話題になりました。この“似顔絵エピソード”も心くん伝説に加わりそうですね」(前出・芸能関係者)

 心くんに癒されるファンをココラーと呼ぶそうだが、この調子なら芸能界でも着実にココラーを増やしそうだ。

(石川ともこ)

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