陣内智則がYouTubeで“莫大な再生数”を得るための「カンタンな方法」とは?

 お笑いタレントの陣内智則が2月25日、自身のツイッターアカウントを更新し、新設したばかりのYouTubeチャンネル「陣内智則のネタジン」で“やってほしいネタや企画”を募集している。

 22日に公式YouTubeチャンネルを開設していた陣内はツイッター上で「教えて。YouTubeでやって欲しいネタや企画。参考にします!教えて」と綴り、どんな動画を出してほしいのかファンに問うと「中居くんとぐだぐだ話してほしいです」「ヒカルくんとコラボしてほしい」などと様々な要望が飛び交ったが、目立ったのは「エンタとかでオンエアにならなかったネタとか見たいです」「陣内さんが過去の単独でやってたネタをフルサイズであげて欲しいです」といったネタ動画のアップを求める声だ。

 現在、雨上がり決死隊の宮迫博之やオリエンタルラジオの中田敦彦、そしてキングコングの梶原雄太といった辺りが吉本興業からYouTubeの世界に参戦しており、各々が“YouTube用”にその界隈でウケやすい企画を模索しながら試行錯誤を繰り返しているが、本格的にこうした活動をスタートさせてしまえば、多くの地上波レギュラー番組を抱える陣内にとって負担が増大することは必至。そこで、本人の労力を大幅に軽減しながらも再生数を稼ぐのであれば、やはり“ネタ動画”に頼るのが最も賢明なやり方と言えるのかもしれない。

「例を挙げれば、ネタの人気が抜群に高いお笑いコンビの代表格であるサンドウィッチマンは、事務所公式のYouTubeチャンネルへ単に舞台での漫才を撮影しているだけの動画をアップすることで、100万回以上も再生されるヒット動画を量産し、中には1500万回を超える“超特大ヒット“を記録しているものもありますからね」(テレビ誌ライター)

 ミルクボーイも同様に彼らの公式チャンネルにネタ動画をアップするだけで、300万から600万もの再生数を荒稼ぎし、一方で、テレビに毎日のようにゲスト出演するハードスケジュールをこなすことができている。

「ネタの人気に定評がある陣内も同様に自らのコントの映像を動画でアップすれば、わざわざ照明や撮影器具、YouTube用のシナリオを揃えずとも、莫大な広告収入を得られるはずです。現状、陣内のネタ動画はYouTube上で700万回近い再生数を記録しているものもありますが、それらはいずれも著作権を侵害して無許可でアップされたもので、本来であれば陣内や吉本に流れるはずの広告収入が複数の違法チャンネルに散らばってしまっている状態。こういった権利を公式で統括するだけでも十分に事足りてしまうほど、陣内のネタはすでに人気コンテンツになっています」(前出・テレビ誌ライター)

 これまでのキャリアで積み重ねてきたネタをまとめるだけでも立派なコンテンツに早変わりしてしまうYouTubeの世界だが、陣内には、ぜひともミルクボーイの公式チャンネルを手本としながら運営を進めてもらいたいところだ。

(木村慎吾)

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