「スカーレット」、突如のスピンオフ放送に飛び交う不満声とあの“憶測”

 戸田恵梨香主演の連続テレビ小説「スカーレット」(NHK)が、2月24日からの第21週を「スペシャル・サニーデイ」と題し、スピンオフ版を放送している。
 
 物語は、主人公・川原喜美子(戸田)の妹・百合子(福田麻由子)の夫で喜美子の幼馴染・大野信作(林遣都)の両親が、孫を連れて温泉旅行に出かける。その間、両親が経営する喫茶店の「サニー」を、信作と百合子で番をするというもの。脚本は、本編の水橋文美江氏ではなく、三谷昌登氏によるものだ。
 
「長い連続テレビ小説史において、本編放送中にスピンオフが放送されるのは異例中の異例であることから、かねてより囁かれていた“戸田と水橋氏の確執を裏付けるものでは?”との憶測まで飛び交っているんです」(テレビ雑誌記者)
 
 視聴者からも「スピンオフって本編がそれなりに評判が良くて、ドラマが終了しても名残惜しいと思ってる視聴者へのサービスだと思いますが?」と疑問視するものや、「突然ぶつ切りのスピンオフが本編に入る説明もお断りもなし。誰だって脚本家と戸田恵梨香のケンカを想像するよ」との憶測。さらに「毎日観てる人に対して失礼な構成。サニーの日常なんて本編には全く関係ないし、最終話が終わった後、放送すればいい」など手厳しい意見が数多く見受けられる。

「突然のスピンオフに意味があるのか、制作側の意図が知りたいですね。説明がないと脚本家と主演女優が揉めた、という話に真実味が帯びてきてしまいます」(テレビ誌ライター)

 ヒロイン不在同然の進行に「主演の戸田さんがかわいそう」「一生懸命演じているのに気の毒」との声も上がっているが、果たしてその真相は?

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