この資格でナンボ稼げる?(55)ゲーム感覚で「大人の学び直し」に挑戦!

 今年で最後となる大学入試センター試験が1月に行われましたが、受験関係のニュースを聞くたびに学生時代を思い出しますよね。

 近年は「大人の学び直し」がブームのようで、「クイズ! あなたは小学5年生より賢いの?」(日本テレビ系)なんていう番組も放送されています。しかし、国数英理社の5教科を一から勉強し直すのは億劫という人も多いのではないでしょうか。

 そこで今回、ご紹介するのは「五教科謎解き能力検定」。主催元は、「SCRAP」という会社。「リアル脱出ゲーム」などの人気イベントを手がけていることもあって、試験は楽しく学び直しができる内容になっています。

 それでは例題を見てみましょう。

〈問1〉社会の問題です。「◯斉→◯慶→◯定→◯茂」のマルに入る漢字は何でしょうか?

〈問2〉数学の問題です。「◯+◯=◯、◯-◯=◯、◯×◯=●」のマルに1〜9の数字それぞれ一つを入れて計算式を完成させ、最後の「●」にくる数字を答えてください。

 実際の問題は記述式、選択式(単一解答/複数選択解答)で出題されます。

 例題の答えは〈問1〉が「家」で、徳川11〜14代将軍の名前を表しています。〈問2〉が「6」で、計算式は「4+5=9、8-7=1、2×3=6(4と5、7と1、2と3はそれぞれ入れ替えても可)」となっています。

 昨年11月に行われた第一回の検定は3級のみ。今後は2級と1級の検定も順次開催される予定です。

 3級の受験料は事前申し込みで3200円。自宅のパソコンを使い、45分の制限時間内に問題を解くインターネット試験となっています。

 この検定を受けるメリットとしては、やはりゲーム感覚で学び直しができること。子供の頃に苦手だった科目は、大人になっても苦手意識があるかもしれませんが、ゲーム感覚なら楽しみながら学べます。

 また塾や学校で教鞭をとる先生は、この検定の勉強を通じて、楽しい授業作りのヒントが見つかるかもしれません。生徒にただ問題を解かせるだけではなく、例題のようになぞなぞ形式で出題すれば、勉強が好きになる生徒が増えて成績アップにつながるかもしれません。

 最近は社員同士の結束を高めるために謎解きイベントを研修に取り入れる会社もあるそうですが、思い切ってこの検定を企業の採用試験に取り入れてもおもしろいと思います。

 なぜなら、この検定では一般教養だけでなく、いかに柔軟な思考法で答えにたどりつけるか、発想力やひらめき力が試されるからです。

 仕事に行き詰まったり、いいアイデアが浮かばなかったり‥‥。そんな時はぜひ、この検定の公式サイトで練習問題に挑戦しては!?

鈴木秀明(すずきひであき)/81年生まれ。東京大学理学部、東京大学公共政策大学院を経て資格アドバイザーに。取得資格数は600

マネー