この連載で一度、取り上げたレシート買取アプリ「ONE」。どんなレシートでも画像にしてスマホで送れば、1枚につき10円で買い取ってくれるというサービスだった。事業開始から12時間で10万枚のレシートを引き取ったとして話題になったが、今年10月にアンドロイド版がついにリリース。バージョンアップされたというのだが、
「1日の買取上限10枚から5枚に減らされ、レシート1枚10円だった値段も1〜10円の変動性になってしまって、もうレシートを売る気がしない」
と話すのは「ONE」を利用する編集部員。毎日、5円のチョコを買ったレシートで一儲けを企んでいただけに、すっかり気落ちしてしまったようだ。
ところが、レシートを金に変える方法は他にもあった。メルカリに詳しいライターがこう指摘する。
「『レシートガチャ』と呼ばれるイベント中のレシートはメルカリで人気商品になっています。レシートの下にある広告の絵柄がガチャガチャのようにランダムに出るイベントがあって、それをコンプリートしたい人が買い求めているのです」
例えば、セブンイレブンが行った「名探偵コナン」のレシートガチャでは、たった4枚のレシートが500円で売り切れとなっている。わずか数百円とはいえ、捨てるはずだったレシートが金に変わるのだから放っておくのはもったいない。
買い物をしたあとはレシートの金額ではなく、広告をチェックすべきなのだ。