コメ担当大臣就任で「news zero」が紹介した「進次郎構文」代表作とは?

「コメ担当大臣という思いで取り組んでいきたい」

 5月21日、官邸で力強く語ったのは、新しく農水大臣に就任した小泉進次郎氏。「コメは買ったことがない」と発言して更迭された江藤拓前農水相の後任として、その手腕に注目が集まっている。

 同日夜に放送された日本テレビ系情報番組「news zero」では、進次郎氏の政治家としての足跡を振り返った。2015年には自民党農林部会長として茨城県の農家を訪問。振舞われたおにぎりを頬張り、「おいしい!」とコメント。翌16年には福島県を訪れ、おにぎりをパクリ。「すごく食べやすくて後味が甘い。コメの違いも少しずつわかるようになってきた。一粒一粒噛むたびに田んぼの景色が浮かんでくる」と米の味を絶賛していた。

 進次郎氏は19年に環境大臣として初入閣。そこで番組が「注目されたのが小泉氏の独特の言い回しです」と紹介したのが以下の発言だった。

「今のままではいけないと思います。だからこそ日本は今のままではいけないと思っている」(19年)

「私の中で30年後を考えた時に、30年後の自分は何歳かなと」(19年)

 画面右下に「進次郎構文」のテロップが表示される中、ナレーションは「SNSを中心に“進次郎構文”と揶揄されることもありました」と伝えた。農林部会長として農家に寄り添う姿を見せた一方、過去の“迷言”も取り上げたことで、SNSでは「zeroで進次郎構文取り上げられて笑った」「zeroで進次郎構文のワードが出た」と驚きのリアクションが寄せられた。

「当たり前のことをあたかも特別であるように表現したり、同じ主張を不必要に繰り返すのが“進次郎構文”の特徴で、よく知られているのが『約束は守るためにありますから約束を守るために全力を尽くします』というもの。今回、『zero』が選んだ2つの“進次郎構文”は、短い発言の中に、同じワードが重複していることから、編集もしやすく、代表作にセレクトしたのではないでしょうか」(メディア誌ライター)

 農水大臣に就任して、進次郎氏の発言にはますます注目が集まりそうだ。

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