「桐生一馬は絶対そんなこと言わない」実写版「龍が如く」“主人公・竹内涼真の決め台詞”にゲームファンから異論続出

 10月25日より、Amazonオリジナルドラマ「龍が如く ~Beyond the Game~」(Prime Video)の配信がスタートする。同ドラマで主演を務めるのは、竹内涼真である。

「『龍が如く』は、伝説の極道・桐生一馬を中心に極道世界の熱き人間ドラマを描いた大人気ゲームシリーズです。今回のドラマ版では、ゲームと同じ巨大歓楽街・神室町を舞台にしたクライム・サスペンスアクションになるとのこと。『Prime Video』では、10月25日と11月1日に各3話ずつ配信される予定となっています」(テレビ誌記者)

 そんな「龍が如く」のドラマ化に関しては、主人公を竹内が演じると発表された際、ゲームファンの間で賛否の声が飛び交うことに。そうした中、竹内は10月15日に自身のインスタグラムを更新し、「僕らの熱量を早くみんなと共有したい。龍が如くファンのみなさん、そりゃ色々思うことはあるよね しっかり受け止めます。でもどうかついてきて欲しい!!置き去りにはしません!」などと熱いメッセージを投稿した。

 だが、「Prime Video」の公式「X」が19日にアップした予告映像が、ファンの間で物議を醸しているという。

「今回アップされた予告には、竹内演じる主人公が『俺は“堂島の龍”になりたいんです』と話す姿が映っています。“堂島の龍”とは、主人公・桐生が極道時代に所属していた組織『堂島組』や、背中に彫られた応龍の刺青などから来ている伝説を表す異名で、ゲーム本編でもたびたび登場するワードです。しかし原作では、周囲の人間が伝説の極道としてそう呼んでいるだけで、桐生自ら“堂島の龍”と名乗るイメージはありません。それどころかゲームでは『俺はそんな肩書きはいらねえ!』『男の“看板”ってのは自分で設計図引いて作るようなもんじゃねぇ』などと肩書きを嫌うようなセリフまで出てくるため、今回のドラマ予告に対し、ゲームファンからは『桐生一馬はそんなこと言わないだろ』『原作シーンを1ミリも見たことないまま「たぶん桐生ってヤクザだしこういうこと言う人なんだろ? 知らんけど」って言いながら作ったんだろうな』『尺の関係上カットとかは仕方ないとしてもその人物が言わないセリフを言わすな! 20年かけて作った桐生一馬を勝手に壊してんじゃねぇ!』などと怒りの声が相次ぎ、炎上状態となっています」(前出・テレビ誌記者)

 原作では極道でありながら、強い正義感と情の厚さを兼ね備えたキャラクターとして人気の桐生一馬。ドラマでどこまで再現されているかは不明だが、ゲームとは切り離して楽しんだ方がいいのかもしれない。

エンタメ