「足かせがなくなった」手越祐也とローカル出演の宮迫博之“地上波復帰”の雲泥

 先ごろ、芸能人の相次ぐ“復帰”が話題になった。元雨上がり決死隊でタレントの宮迫博之が5年ぶりとなる地上波テレビに復帰。元NEWSの手越祐也が4年ぶりに日本テレビ系「世界の果てまでイッテQ!」に復帰することが、それぞれ明らかになったのだ。

 宮迫が出演するのは、テレビ埼玉で10月7日深夜にスタートした「Beauty Man~宮迫博之イケおじ宣言~」。宮迫がメイン出演のバラエティー番組で、制作会社からの持ち込み企画だという。

「宮迫さんの地上波復帰といえば今年5月、自身のYouTubeチャンネルで千葉テレビの番組に出演が決まったと報告。しかし結果的に“お蔵入り”になってしてしまった騒動がありました。このとき同局は『通告もなく外部の制作会社によって制作されたものです。よって当番組の放送の予定はありません』とのコメントを出していました」(芸能ライター)

 一方、手越は「イッテQ」のスタート時からレギュラー出演していたが、2020年5月、コロナ禍の緊急事態宣言下に2度も飲食店に外出していたと報じられ、活動を自粛。翌6月にジャニーズ事務所(当時)を退所し、同番組からも事実上の降板となった。

「手越は2日、Xで『イッテQ!』復帰を報告。7日朝の時点で120万を超える『いいね』が寄せられ、大反響を呼んでいます。日テレは9月末の定例会見で『今回まず1回だけ出演を決めた』としており、今回の出演は、とりあえず1回だけのお試し出演のようです」(同)

 宮迫、手越ともこれを機会に地上波テレビでの活動を広げていきたいところだが、両者の先行きは対照的だと見られている。

「宮迫さんの場合、ローカル局で制作会社の持ち込み企画。このままキー局を含めたテレビ露出が増えていくとは考えにくい。手越さんの復帰の実現は、ジャニーズが解体したことも大きな要因。“足かせ”がなくなったわけで、『イッテQ!』で世間の反応が良ければ、テレビ出演が増えていく可能性は十分あります」(同)

 2人の今後に注目したい。

(鈴木十朗)

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