涙腺崩壊!「いだてん」役所広司の死で“嘉納治五郎ロス”が相次ぐ

 9月29日放送の「いだてん」(NHK)第37話で、77年の生涯に幕を閉じた役所広司演じる嘉納治五郎。エジプトの首都カイロで行われたIOC総会から帰国する貨客船「氷川丸」の船内で肺炎のため亡くなった。

 ネット上には「史実として知ってはいたけど涙腺崩壊」「五輪旗がかけられた治五郎先生の棺に泣ける」「治五郎先生に東京オリンピックを見せたかった」「金栗四三、田畑政治、古今亭志ん生に次ぐ“第4の主人公”と呼ばれていた治五郎先生だけど、ドラマとして初回からいちばん引っ張ってくれたのは間違いなく役所広司」など、治五郎ロスに泣く声が相次いでいる。

「聞くところによると『いだてん』第37話を見るようにと推奨する小中学校もあったとか。東京でのオリンピック開催を望んでいた中村勘九郎演じる金栗四三の『ドンパチやっとる国で平和の祭典? 矛盾しとるばい』のセリフは誰の胸にも刺さりました」(女性誌記者)

「いだてん」本編に続いて放送された「いだてん紀行」でも、現日本オリンピック委員会(JOC)会長で1984年ロサンゼルス五輪・柔道男子無差別級金メダリストの山下泰裕氏が、嘉納治五郎の影響力を涙ながらに語った。

「日本オリンピック委員会の会長として、嘉納先生の志を受け継ぐ後継者の1人でありたいと、そう思っています」と誓う山下に、もう1度感動させられた視聴者も多かったのではないだろうか。

エンタメ