チャンネル登録者数285万人を誇る人気YouTuber「チャンネルがーどまん」が、風呂の浴槽に大量の牛丼を投入するドッキリ企画を投稿し、批判を浴びている。これまでも様々なYouTuberたちが食べ物をネタにした動画を投稿して物議を醸してきたが、なぜこうまでもYouTuberは食べ物を粗末にしてしまうのだろうか。
「問題となっているのは、4月26日に投稿された『友達の風呂にチーズ牛丼200人前詰めてみた【ドッキリ】』という動画で、がーどまんの実家の風呂の浴槽にメンバーのMYたちがチーズ牛丼を敷き詰めて、それをガードマンに食べさせるというもの。動画ではMYが牛丼を手掴みで浴槽に投入したり、がーどまんが牛丼をふた口食べたところで動画が終了していることなどから、《食べ物を粗末にしすぎ》《これ、絶対残りの牛丼全部捨ててるだろ》など批判の声が殺到しているのです」(ネットライター)
同28日には、かつて少年革命家として話題になったYouTuberのゆたぼんもXで、「学校で何を学んできたんや」と批判。すると、がーどまんは「牛丼は友達呼んで食べました。段ボールでかさ増ししてたから6人で食べたよ」とXで釈明したものの、すぐにこの投稿を削除して「まぁ相手にせんと死ぬほどおもろい動画いっぱい撮るぞ」と開き直っていたのだった。
「この牛丼風呂というネタも2番煎じ3番煎じですし、食べ物を粗末にする系を自称するYouTuberがいるほど、YouTubeには食べ物を粗末にする企画が数多く投稿されています。なぜ、批判されるにもかかわらず、こうした動画が後を絶たないかというと、まず食べ物系の企画は撮影費が安上がりで、それほど手間も掛からずに特に大盛などは見た目でインパクトを与えることができるのです。また、批判を呼んだとしてもそれだけ注目を集めることができますし、炎上しても『※このあとスタッフが美味しくいただきました』的なコメントをすれば逃げ切ることができますからね。YouTuberにとって食べ物粗末系動画は違った意味でもおいしい企画なのです」(フリージャーナリスト)
要するに、安上がりで広告収入さえ得られれば何でもいいというわけだ。
(小林洋三)