DeNAへの復帰を果たした筒香嘉智は、入団発表された4月16日の翌日から神奈川県・横須賀市内の球団施設で練習を開始し、20日にはイースタン・リーグの巨人戦に「4番・DH」でスタメン出場。5回には中前にタイムリーを放つなど活躍した。国内でのプレーは実に1657日ぶりだった。
DeNAは、筒香の入団を記念して、ゴールデンウィーク中に横浜スタジアムで行われるヤクルト戦の2試合(5月6、8日)に、立ち見チケットを225円(ツツゴー)で発売する予定だ。また、公式アカウントではすでに筒香のユニホームやタオルなど、応援グッズの販売もスタートしており、球団を上げて筒香のカムバックを応援する体制を整えている。
ファンからは《球団の仕事が早すぎる!》と驚きの声が上がっているほどだが、一方で、筒香の今後の活躍に懐疑的な見方も広がっているという。どういうことか。
「筒香が日本でプレーしていたのは2019年まで。実は、当時と比べて日本の投手の平均球速は3キロ速くなっているんです。筒香は19年に141の三振を記録しており、セ・リーグではヤクルト・村上宗隆の184に次ぐワースト2位。もともと速球に弱いことが指摘されていますから、果たしてどれだけ活躍出来るか。本塁打が20に届かない可能性も囁かれています」(スポーツライター)
筒香復帰でファンの上げた声が、歓喜から悲鳴に変わらなければ良いのだが…。
(ケン高田)