「セクシー田中さん」脚本トラブルが飛び火…間宮祥太朗主演「日テレが放送する“人気漫画の実写ドラマ”」に心配の声

 1月29日、ドラマ「セクシー田中さん」(日本テレビ系)の原作者で漫画家・芦原妃名子さんが亡くなったことがわかった。現場の状況から自死と見られている。

「芦原さんは26日、自身のSNSで『セクシー田中さん』のドラマ化に関して、『必ず漫画に忠実に』という条件を日テレ側に求めていたものの、毎回漫画を大きく改変したプロットや脚本が提出されていたと告白していました。その後、今回の事態が起きたことで、日テレは《日本テレビは映像化の提案に際し、原作代理人である小学館を通じて原作者である芦原さんのご意見をいただきながら 脚本制作作業の話し合いを重ね、最終的に許諾をいただけた脚本を決定原稿とし、放送しております。》と釈明。しかしこれが自己保身とも取れる内容だったことで、ネットでは『日テレにはもう原作付きのドラマを手がけないでほしい』などと、厳しい声が寄せられています」(テレビ誌記者)

 そんな日本テレビといえば、「週刊少年マガジン」で掲載されていた人気漫画「ACMA:GAME アクマゲーム」を、4月から間宮祥太朗主演でドラマ化すると発表している。しかし今回のトラブルを受け、原作ファンの間ではドラマ版の改変に不安の声が飛び交っているという。

「『アクマゲーム』の原作では、主人公が高校3年生という設定です。しかしドラマ版の方では、主演の間宮に合わせてか高校生から27歳の青年に変更されているのです。他にも色々と変更があるようで、原作ファンの間では『ドラマのあらすじがすでに原作と一切関係ないんだけど…』『ドラマ版は、原作と同じところがジャンルと名前と性別くらいしかなくてキツイ』『これでアクマゲームも酷いものになっていたら暴れるかもしれん』と、今回の騒動もあって不安の声が相次ぐことに。また、このタイミングでドラマの主演を務める間宮ファンからも『この状況で漫画原作の主演なんて大丈夫かな』『炎上しないといいけれど…』と心配する声があがっています」(前出・テレビ誌記者)

 その一方、主演を務める間宮は、ドラマのインタビューで「今回映像化するにあたり、原作では高校生だった照朝の年齢設定が27歳の青年になっています。ですが、父親を殺されたという原作の設定や、照朝の人となりなどは変わっていないので原作ファンの方も安心して見ていただけたらと思います」と呼びかけている。また、原作者も自身の「X」で、キャストのイラストをアップするなどドラマに好意的なポストをしているため、大きなトラブルには発展しないと思われるが、はたして…。

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