一家団欒のお茶の間では絶対に見せられない。この秋、いやらしい描写がたっぷりの深夜ドラマが真っ盛り。人気女優が次々と妖艶フェロモンを振りまいているのだ。
芸能評論家の平田昇二氏が語る。
「深夜ドラマは低予算の実験作というのは遠い過去の話。このところ、ネット配信に力を入れていることもあって、各局が深夜帯に実力派女優をバンバン投入。特に10月期は女性受けを狙ってか、『18歳、新妻、不倫します。』『泥濘の食卓』(いずれもテレビ朝日系)を筆頭に不倫モノが多くラインナップされています」
数ある不倫ドラマの中でも気を吐いているのが、「けむたい姉とずるい妹」(テレビ東京系)で主演を務める栗山千明(39)だ。
栗山演じるのは、妹夫妻と同居することになった心療内科医。しかし、妹の夫は元カレで、次第に恋心を再燃させていくという禁断のラブストーリー。10月30日深夜放送の第4話、ついに2人は一線を越えてしまう。
ホテルのベッドで唇を重ね合わせ、やがて男の手はアンダーウエアのホックに伸びる。栗山はなすがままに男を受け入れ、
「やっぱり私の物だ」
こう言って妹の夫を寝取ってしまうのだ。
「背徳感あふれるベッドシーンは圧巻。一夜明けて、ブラを着けるシーンではシミひとつない真っ白な背中を披露していました。今回の不倫ドラマの中でも大人の色気という点では、頭ひとつ抜けています」(ドラマウオッチャー)
不倫まみれの深夜枠で、夫思いの人妻を体当たりで演じるのが「単身花日」(テレビ朝日系)の高梨臨(34)。私生活ではサッカー元日本代表の槙野智章氏を夫に持つが、
「ドラマは、重岡大毅演じる夫が単身赴任先で中学時代の初恋相手に心を惹かれていくという設定。第2話では、夫が住むマンションを訪問し、女の気配を察知。浮気を疑いつつも、シャワーを浴びている夫に抱きついて『好きよ、大好き』と濃厚キス。ブラ紐も露わにビショ濡れで抱き合うシーンは〝夫婦和合〟を象徴する、必見の濡れ場と言えるでしょう」(ドラマウオッチャー)
平田氏が猛プッシュするのは「くすぶり女とすん止め女」(テレ東系)で2児の母を演じる西田尚美(53)だ。
「第1話の冒頭がいきなりベッドシーン。しかも相手の夫はVRゴーグルで艶ビデオを見ながらというモラハラぶり。乱暴な腰遣いに『うっ』とうめき声を上げると、『うるさい』と注意される始末。西田がこれほどの汚れ役を引き受けるのは珍しい。プロデューサーを務めるMEGUMI(42)の功績とも言えるでしょう」
深夜のドラマ鑑賞でイチオシの濡れ場女優を発掘してほしい。