8月30日、山﨑賢人が人気漫画を実写化した映画「ゴールデンカムイ」で、主演を務めることが発表された。公開は来年1月19日だという。
「『ゴールデンカムイ』は、日露戦争直後の北海道を舞台に、莫大なアイヌの埋蔵金をめぐるサバイバルバトルを描いた映画です。今回、鬼神のごとき戦いぶりから“不死身の杉元”の異名を持つ元陸軍兵の主人公・杉元佐一を山﨑が演じることに。本作は原作が人気漫画のため、山﨑は大きなプレッシャーを感じたのだとか。しかし、原作者と対面した際に『味方ですから』と声をかけられたそうで、山﨑は『とても嬉しく思いましたし、心強かったです』とコメントしています」(芸能記者)
そんな山﨑の主演に対し、ネットで「『キングダム』に続く賢人の演技が楽しみ」という声があがる一方で、原作ファンからは「彼では美しすぎる。もっと野性味が欲しかった」「主人公・杉元のガタイの良さや、たくましさを感じない。鈴木亮平の方が良かった」「山﨑賢人では生に対する執着や覚悟が演じきれないように思う」などと辛辣な意見も相次ぐことに。
この状況に山﨑ファンの間では、先日のイベントで山﨑が見せた号泣姿を思い出す声もあがったという。
「8月9日に行われた映画『キングダム 運命の炎』の舞台挨拶にて、出演者の大沢たかおが、主演の山﨑に熱いメッセージを送る場面がありました。そのイベントで大沢は『きっと彼は色んな情報を見る。ネットとかも見ちゃう。“(山﨑演じる)信が元気すぎないか”“一本気すぎないか”みたいなことを言う人もいる。評価だから仕方ないけど、ずっと辛かったと思う。みんなは成功して自分だけ…と抱えてやってきていた』と山崎の心情を推察し、『これからも色んな困難を乗り越えて「キングダム」を引っ張っていってほしい。俳優としても大きくなってほしい』とエールを送ったのです。すると、この言葉を聞いた山﨑は『ありがとうございます! うれしいです! 本当に…』と言って堪えきれなくなり、その場で滂沱の涙を流すことに。そんな出来事があっただけに、新作のキャスティングにも辛辣な意見が出ている現状に、山﨑ファンからは『あの号泣は「ゴールデンカムイ」の主演発表で色々言われることも見越していたのかな』『毎回原作ファンから批判されるし、プレッシャーが凄そう』と、心情を察する声が飛び交っています」(前出・芸能記者)
これまでも多くの漫画実写作品で主演に選ばれ続けてきた山﨑。中には「キングダム」のように大ヒットシリーズとなった作品もあるが、演じるにあたり様々な苦悩があったのかもしれない。