日本人の中高年男性に人気のフィリピンやタイなどの東南アジア。コロナ禍が明けた今、休暇や週末などを利用して訪問する人が再び増えている。
同様に夜遊び目的で訪れる海外として欧米人に支持されているのがカリブ海。なかでもドミニカ共和国やジャマイカ、バルバドスといった国々は、滞在中に疑似恋人として一緒に過ごしてくれる女性の費用、現地のリゾートホテルの2人分の宿泊費などがセットになった〝ピンクツアー〟の旅行先として人気だ。
業者やホテルのグレードによって料金は多少異なるが、相場は1泊あたり1500ドル(約21万7000円)。かなり割高な印象だが3〜4泊程度する人が多く、往復の飛行機代と合わせると100万円前後になる。
ちなみに女性はモデルでも通用しそうな美女揃いでレベルはかなり高い。ずっと部屋に籠ってスキンシップに励んでもいいし、日中は女性にガイドをしてもらって現地を観光することも可能。ビーチでのんびり過ごしたり、一緒にマリンスポーツを楽しむ人もいるようだ。
「専用の旅行会社から申し込むのが一般的で、送迎付きのプランなら空港、または指定の待ち合わせ場所で事前に指名した女の子と合流し、ホテルに向かいます。ただし、現地の業者オフィスに立ち寄り、その場で女の子を選ぶことも可能です。どの子もラテン気質なので明るい子が多く、ベッドの上では情熱的です」(海外事情に詳しい週刊誌記者)
なお、ピンクツアーの中には女性客をターゲットとしたプランもあり、現地人のイケメン男性を連れた妙齢の欧米人女性の姿もよく見かけるとか。
「女性向けツアーの場合は、カリブ海だけでなく西アフリカのガンビアやセネガルも有名。人種的に筋肉質な男性が多いですし、アッチのほうも強いと評判です。そのため、こっちのほうが人気があるほどです」(同)
海外で異性とナイトライフを楽しみたいと考えるのは、日本人も欧米人も変わらないようだ。