カウントダウンイベントも着衣禁止 ヌーディストリゾートで過ごす年越しとは

 地中海やカリブ海のリゾートをはじめ、世界各地に存在するヌーディストビーチ。だが、なかにはレストランやプールといったホテル内の施設も一糸まとわぬ姿で過ごせる「ヌーディストリゾート」も存在する。

 フランスやスペインなどの地中海沿岸をはじめ、ドミニカ共和国やセント・マーチン島(オランダ領)といったカリブ海の島々、さらに米国やオーストラリア、タイなど世界各地にあり、一部の会員制リゾート以外は一般のホテルと同じで予約すれば誰でも宿泊することができるという。

「公共のヌーディストビーチに隣接したホテルの中には外部の人も利用可能なところもありますが、ほとんどのリゾートは宿泊者以外は立ち入り禁止。施設内は基本的に撮影NGなどプライバシーが守られているため、安心して過ごすことができます」(旅行誌編集者)

 ルールは各施設によって異なるが、館内では客室以外の場所での着衣を禁止しているリゾートが多いそうだ。宿泊客は20代から年配の方まで幅広く、夫婦や恋人同士だけでなく1人で訪れる客も多いとのこと。

「ただし、女性宿泊者の身体をジロジロ見たり、口説いたり性的なアプローチをするのは当然禁止。この辺についても厳格なルールを設けているリゾートが多く、もし破った場合は最悪退出処分を受けることもあります」(同)

 とはいえ、普通に過ごす分には問題ない。特に年末年始はカウントダウンイベントを行うホテルも多く、普段よりも賑やかだそう。実際にカリブ海のヌーディストリゾートで新年を迎えたことがある30代の男性会社は、当時のことを次のように振り返る。

「年越しの瞬間、みんな周りにいる人とハグやキスを交わすのですが、抱き合うと胸の感触が直接伝わってくるんです。あれはすごく得した気分なりますが男性からもハグされるため、その場合は相手のアレが自分の身体に触れることになり、さすがにそのときはちょっとゲンナリしちゃいましたけどね(苦笑)」

 それでも見た目だけでなく心も開放感に浸れるという環境は貴重。こんなヌーディストリゾートで迎える年越しも悪くなさそうだ。

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