森七菜×橋本環奈「昭和的ヴィーナス」対決(1)バン!と張った太腿のなまめかしさ

 平成生まれの若き女優にもかかわらず、どこか昭和の懐かしさを感じさせる森七菜と橋本環奈。森がベタな夏の恋愛ドラマで無防備艶技を披露すれば、橋本はお風呂シーンで魅了。2人の「シン・昭和ヴィーナス」対決の行方は、果たして‥‥。

「まさに無防備な昭和のエロティシズムですね」

 こう満足げに話すのは映画評論家の秋本鉄次氏だ。

 ワキ見せノースリーブにムチムチの太腿、そしてヒップが見えそうなホットパンツ。現在放送中のドラマ「真夏のシンデレラ」(フジテレビ系)で主演を務める森七菜(21)の衣装は80年代アイドルそのものだ。秋本氏が興奮気味に続ける。

「夏の江の島で男女がベタな恋をするという、令和版の昭和トレンディードラマですね。まるで『男女7人夏物語』(86年、TBS系)の復刻版のような展開です。髪型は聖子ちゃんカットを意識しているようなミディアムヘアで、海辺のシーンも多く、薄着&短パン姿がデフォルト。パンッと張った麗しい太腿が何ともなまめかしく、思わず石川秀美さん(57)や天地真理さん(71)のブロマイドを連想しました」

 無防備な衣装だけで欲情を満たしてはいけない。芸能ジャーナリストの神谷明良氏は、同ドラマの第3話が見どころ十分だったと目を輝かせる。

「汗をかきながらジョギングする森さんのシーンは必見です。ダボッとした白いノースリーブに、ホットパンツで一生懸命走るんですけど、風で布地がピタッと胸元にくっつき、推定Dカップのバストが20回以上バウンド。まさに眼福シーンです。森さんがジョギングのラストに神社の前で手を合わせてお参りするシーンでは、こちらの方が彼女の艶体に手を合わせて拝んでいました(笑)」

 身長154センチと小柄な体型も、昭和感が漂っていてすばらしい、とテレビ局関係者も絶賛して、

「彼女は80年代から令和にタイムスリップしてきたかのような雰囲気を醸し出しています。ドラマで〝ちんちくりん〟と男性から揶揄されるシーンがありますけど、むしろ昭和的には誉め言葉。背が低くて健康美といえば、榊原郁恵さん(64)や柏原芳恵さん(57)を彷彿させます」

 そんな森の健康美が、同ドラマには、ふんだんに盛り込まれているという。神谷氏によれば、

「SUPのインストラクター役なのですが、肌にピタッと張りついたウェットスーツ姿は必見。SUPボードに立ち乗り、パドルをこぐたびに足を屈伸させるんですけど、ぷっくりしたヒップがクッキリ。何ともなまめかしく見入ってしまいます。決してボリューム感のあるおしりじゃないところに昭和を感じますね」

 夏の恋愛ドラマに欠かせないのは、お祭りでのデートシーンだ。

「浴衣は薄めの水色を基調に、淡い色の紫や黄色の花がちりばめられ、ターコイズブルーの帯が昭和顔の彼女にとても似合っています。最近の若い子は原色系の派手めの浴衣を着がちですが、あえて控えめ系を着こなすあたりがすばらしい。少し汗をかいたうなじもセクシーで、ぜひ、艶やかな首筋を眺めながら一緒に歩きたい(笑)」(神谷氏)

 第4話までの世帯平均視聴率(ビデオリサーチ調べ、関東)は5.8%と決して高い数字ではないが、森の昭和的エロティシズムを楽しみにしているオヤジたちは多いはずだ。

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