フリーに転向した森香澄に仕事のオファーが殺到し、〝職場〟を荒らされた鷲見玲奈はキャラかぶりに怒り心頭のご様子。とはいえ、いくら先輩後輩の間柄であっても、女子アナの世界も人気商売。テレビ局のあっちこっちで勃発する「犬猿」ピリピリバトルを一気見せ!
嫌よ嫌よも好きのうち、とならないのが、華やかな女子アナ業界の裏側である。特に類似の「キャラかぶり」の出現には神経を尖らせるものだが、フリーで成功中の鷲見玲奈(33)にとって天敵なのが、4月からフリーに転向した森香澄(28)だ。制作会社関係者が内情を明かす。
「テレビ東京時代は鷲見の6年後輩で巨胸アナの系譜を継ぎ、看板番組『ウイニング競馬』も担当する直系の間柄。森の退社報道が出た際は『インフルエンサーに転身』と書かれたけど、フタを開ければ積極的にバラエティーに出演。本人も報道を否定し、『テレビで頑張りたい』と発言している。来年には大手出版社からフォトブックを発売予定で、同じようなフィールドで活躍する姿に、鷲見はピリピリしているんです」
さらに、露骨なキャラかぶりは、5月末に行われた競馬の祭典「第90回日本ダービー」を巡る予想記事でのこと。2人はここでも衝突し、火花を散らすことに。
「鷲見はスポーツ報知で予想するのがお約束。そこに森が割って入り、ライバル紙のスポーツニッポンに登場した。しかも1面ブチ抜きの破格の特別扱いに、鷲見もア然としたそうです」(制作会社関係者)
そもそもこの2人は、浅からぬ因縁があった。19年12月に「週刊文春」が鷲見と先輩アナの不貞行為疑惑を報道(鷲見は否定)。結果的にこれが20年4月にフリー転向する引き金となり、同年9月にはTwitter上で〈キー局若手女子アナ MとI〉という文言と謎の音声データが流出した。
「内容的に鷲見の悪口を言い合っているものとみられ、その会話の主が森と池谷実悠アナ(26)だとまことしやかにささやかれました。特定こそされていませんが、この事件を契機に鷲見と森は訣別し、共演NGになっています」(芸能記者)
出る胸は打たれることになるのか、確執は深まるばかりで関係修復は難しそうだ。
ただ、鷲見と犬猿の仲なのは森だけではない。テレ東関係者が振り返る。
「『Newsモーニングサテライト』のMCを務める相内優香アナ(37)は、タレント志向が強い鷲見と相容れず、不貞疑惑報道の時は、ご機嫌な様子でテンションが高かった。また、鷲見の4年後輩の角谷暁子アナ(28)は、局内で1番人気になりたかったため野心を隠さず、やたらライバル視していましたね。それでも、当時の角谷アナはまだ埋もれていた時期で、相手にされていませんでしたけど」
さらに昨年4月、鷲見は「ズームイン!! サタデー」(日本テレビ系)のMCに就任したのだが、同時期に同じ事務所の阿部華也子(27)も「めざましどようび」(フジテレビ系)のMCに抜擢。朝の情報番組で裏かぶりが勃発する。
「周囲は視聴率やお互いの番組内容には触れず、本人たちも敵意ムキ出しではないけど、嫌でも意識してしまい〝冷戦状態〟が続いています」(民放テレビマン)
どちらに軍配が上がっても、ノーサイドで称え合う仲になりそうもない。
*週刊アサヒ芸能6月29日号掲載