通い慣れたお馴染みの全国チェーン店にも、店舗や地域によっては他にはない限定メニューが用意されていることがある。中には、なぜそのメニューがその店に!? という意外なものも。一度は足を運んで食べてみたいチェーン店の「地域限定・店舗限定メニュー」を紹介しよう。
「店舗限定メニューといえばCoCo壱番屋、CoCo壱番屋といえば店舗限定メニュー」といわれるほど、全国各地で通常とは異なるメニューを提供している。発祥の地である愛知県では29種類もの店舗限定メニューが用意され、中でもオススメなのが稲沢大矢店限定で販売されている「カレーきしめん」。モチモチとしたきしめんに山菜、のり、鰹節が入った和風カレーとの相性は抜群だ。
「吉野家」では沖縄県のみの地域限定メニューとして「タコライス」が販売され、地元民から愛されるロングセラー商品となっている。ご飯の上にひき肉、チーズ、レタスといったタコスの具が乗り、味はトマトソース(甘口)とサルサソース(辛口)から選ぶことができる。さらにガッツリ食べたい方にはタコライスに牛肉をたっぷりのせた「ビフタコ」も用意されている。
おしゃれハンバーガーチェーン「フレッシュネスバーガー」では、栃木県内の4店舗限定で「宇都宮野菜餃子バーガー」を販売。フレッシュネスと餃子とは意外な組み合わせだが、揚げ餃子に白髪ねぎ、しそ、エビチリソースをサンドしたバーガーは見た目にも鮮やか。ザクッとした揚げ餃子とシャキシャキとしたネギの食感も楽しく、甘辛なエビチリソースにしそのさっぱりとした味わいがアクセントとなっていて、バランスもGood。
こってりスープが自慢の「天下一品」には高円寺店など都内4店舗限定で「納豆ラーメン」が提供されている。鶏がらベースの濃厚スープにしっかりとからむネバネバ納豆がクセになるとファンも多く、2022年には関東16店舗に拡大して限定販売された。麺をすべて食べ終えたあとは、ご飯と一緒にいただくのがオススメ。スープに浸った納豆だけをご飯に乗せても良し、ご飯をスープに投入して納豆おじやにするのも良しだ。
(小林洋三)