「サンデーモーニング」(TBS系)ではスポーツコーナーの進行を務めるフリーアナウンサーの唐橋ユミが、生放送中にスタッフらしき人物から背中をトントンと叩かれるシーンがあった。ネット上では、その理由に司会・関口宏のミスを指摘する声が多くあがっている。
番組で取り上げたのは12月13日に行われたボクシング世界バンタム級4団体王座統一戦。WBA、WBC、IBFのベルトを持つ井上尚弥が、WBO王者のポール・バトラーをKO勝ちで下して4団体のタイトルを獲得。井上選手は試合後にスーパーバンタム級への転向を表明し、今後は4階級制覇を目指す。
この日、御意見番を務めた元ラグビー選手の大畑大介氏は井上選手の強さを称賛し、「自分たちの想像を超えるような活躍をしてほしいなと思いますね」とコメント。関口も「パンチ力が強くて、なんか自分でココ(拳)壊しちゃったっていうんでしょ?」と述べると、御意見番で元メジャーリーガーの上原浩治氏が「拳ですね」とフォロー。関口は「そんなに強いパンチ力、どこから出てくるんだろうね」と興味シンシンでボクシング談義に花を咲かせていたのだが…。
「カメラの映像が切り替わり、唐橋アナを斜めから捉えるアングルになったのですが、唐橋アナの背中をトントンとスタッフが叩くのが映りました。一瞬のことだったので、気づいた視聴者は少なかったかもしれませんが、ネット上には《唐橋アナに指示が出た?》《映り込んだのはスタッフ?》といった反応が寄せられていました」(ネットライター)
不可解な背中叩きの数秒後に動きが見られた。唐橋アナは「4階級ではなく4団体ですね」と訂正して、「4団体の王座統一戦ですね」と付け加えた。関口は「はい? どういうことですか?」と尋ね、唐橋アナは「4階級とおっしゃったんですが、4団体」と改めて訂正したのだった。
「関口さんは自覚していないかもしれませんが、唐橋アナが背中を叩かれる前、関口さんは『WBA、WBC、IBF、WBO』と書かれたボードを指して『ここではやることなくなっちゃったんですよ、バンタム級ですか』『もう4階級取っちゃいましたから』と発言していました。この流れを考えると、関口さんのミスを訂正するために、スタッフが唐橋アナに合図を送ったとみるのが妥当でしょう」(同)
SNS上では《唐橋アナの訂正はいつも優しい》《ナイス訂正》《あやうく4階級のまま進行するところだった》といった称賛の声が寄せられていた。生放送中は気の休まる時はなさそうだ。