今年の流行語にも挙がった「ルッキズム(外見至上主義)」でもミソをつけてしまった。代理店関係者が岸田総理の見た目に注文を付ける。
「岸田さんのウイークポイントは見だしなみです。就任1年を超え、頭頂部もだいぶヘタってきているが、むしろ問題なのがフケのほう。自分の背広にはこだわりがあり、お気に入りはダークネイビーのスーツ。ただ、選挙演説など肝心の場面でもそのこだわりを譲らないので、濃紺スーツの肩に雪のようなフケが降り積もり光ってしまう。周囲はなぜそうしたケアをしてあげられないのか、いちばん残念なことだと思います」
腹の内はどうあれ、政治家にはクリーンなルックスこそ不可欠なものなのだが‥‥。
「本来は奥さん、裕子さん(58)が見るべきだが、普段は地元にいるのでケアできない。あとは秘書官に抜擢した長男・翔太郎氏が見なければいけないところだが、そこまで気が回らないのかもしれない。岸田総理は夏休みにコロナに罹患して以降は鼻の調子が戻らず、いつもグシュグシュしている。実は番記者の多くは女性記者で、肩のフケと合わせて『岸田さんは生理的にムリ』と遠ざけられています」(政治部デスク)
身近な女性層からも支持率は下降線。ほうほうの体の岸田総理は悲願の広島G7サミットまで延命できるのか?
「今、浮上しているのが年明けの内閣改造です。死に体のまま来年1月の通常国会に臨むより、新しい年と共にフレッシュな人材で予算編成に臨むことが有効です。菅氏の入閣もその線から出た話ですが、実現度が低い以上、別のプランBが動き出している。それが、通信社が報じた国民民主・玉木雄一郎代表(53)の入閣です。国民民主と連立すれば玉木氏をプッシュする連合票を取り込むことができる。玉木氏を労働担当相などポストに据え、給料アップなど大風呂敷を広げることができれば、支持率の下げ止まりにつながると算段している」(官邸キャップ)
年明け早々に民間から女性閣僚を登用するなど目玉改造で内閣刷新、さらに玉木氏が岸田総理の「資産倍増」より現実味のある政策をぶち上げれば、支持率アップを手に入れることができるのか。
「実は国民民主との連立に動いているのは茂木幹事長なんです。その一方で、二階俊博元幹事長(83)が大阪万博超党派議連を立ち上げ、維新の会に急接近している。馬場伸幸代表(57)を丸のみする勢いです。慌てた茂木幹事長が国民民主との連立に走ったというのが実態です。果たしてどちらが主導権を握ることになるか。ちなみに岸田総理自身はこの問題の蚊帳の外にいます」(官邸キャップ)
総理抜きの空中戦でも、流れ弾に当たり撃沈するのはやはり岸田ボロ艦なのか。
*週刊アサヒ芸能12月22日号掲載