11月13日放送の情報バラエティ番組「アッコにおまかせ！」（TBS系）では、ジャニーズ事務所前副社長の滝沢秀明氏のTwitterアカウント開設の話題を取りあげた。7日に開設された同アカウントが、滝沢氏本人のものなのかを検証する形で番組は進行するのだが、番組が紹介した投稿の中には“偽アカ”が紛れ込んでいた。
10月30日付でジャニーズアイランド代表取締役とジャニーズのグループ会社役員を電撃退任し、世間を騒がせた滝沢氏だが、開設されたTwitterの使い方も連日話題となっている。
「ツイートを投稿するのではなく、プロフィール欄を更新する形でつぶやいたり、待望の初ツイートとなった文章の画像投稿が上下逆さまだったりなど、“天然投稿”がネット上で話題となっていました」（芸能ライター）
番組では、滝沢氏の“天然投稿”や、事務所の後輩達がTwitter上で滝沢氏のアカウントに反応したことなどを紹介。しかし、あくまでも「滝沢氏本人か？」と疑問形で紹介し、本人であることは断定せず。番組は長年滝沢氏を取材してきた東京中日スポーツの記者に、真偽を訊ねた。
「番組は、滝沢氏個人のLINEとTwitterアカウントのアイコンが一致するなどの根拠をもとに、99％本人のアカウントで間違いないという見解を紹介しました」(前出・芸能ライター)
一方で、視聴者からは番組が《“偽アカ”に騙されている》という声があがった。
「滝沢氏のツイートを番組は巨大パネルで紹介していたのですが、紹介された数件のツイートが滝沢氏のアカウントではない、なりすましのものでした。実際のツイート画面をスクリーンショットしたものをパネルに大きく掲示していたのですが、よく見るとそのIDは滝沢氏のアカウントとは異なり、同じ内容を何者かが真似して投稿した“偽アカ”だということが分かります。これに視聴者からは、《おいおい！それはガチの偽物！》《なりすましのツイートを本物だと紹介してる…ちゃんと確認してからテレビに流して》とツッコミが殺到しました」（前出・芸能ライター）
滝沢氏のものと思われるアカウントは「早く公式バッチ欲しいな」「公式マークまだですか？」と、著名人のアカウントなどを本物だと認証する「公式マーク」の承認を待ち望む書き込みをしていた。「公式マーク」が付けば、メディアがなりすましアカウントに騙されることもないだろう。
（浜野ふみ）
