松重豊、還暦前の「孤独のグルメ」第10弾放送で危惧される「ギャラ」と「胃袋」

 俳優の松重豊が主演を務めるグルメドキュメンタリードラマ「孤独のグルメ」(テレビ東京系)のシリーズ第10弾が10月7日からスタートする。2012年に放送が開始され、今年で10周年。同局の看板番組へと成長した。

 同作は、松重演じる輸入雑貨商の井之頭五郎が客先近くの飲食店に入り、グルメを楽しむというストーリー展開。「Season10」では、大衆食堂から海外の食文化まで、バラエティ豊かなグルメが登場する予定だ。

 ドラマでは毎回美味しい料理にありつけるが、松重の出演料も〝美味しい〟のだろうか。17年の「週刊文春」によると、テレ東は他の民放と比べて製作費に余裕がなく、松重のギャラは1本35万円程度とのこと。それは事務所に支払われる金額で、松重の手取りはもっと低い金額となる。

 21年7月配信の「日刊ゲンダイDIGITAL」では、松重のギャラは30万円程度と報道。事務所から引かれた分の金額だろうか。それでも「Season1」のときは20万円程度で、確実にベースアップしていると見られる。安いギャラにもかかわらず、松重は美味しく食べるために前日は絶食。嫌な顔ひとつせず何度でも撮り直しにも応じ、ロケ後はプライベートでお礼を兼ねて店を訪ねるという。

 スタッフにも店にもやさしい松重。「Season10」でも活躍が期待できるが、唯一、気になる点が‥‥。

「松重の〝胃袋〟です。ロケで出される食事は完食をモットーにしていますが、もともと大食いというわけではありません。来年1月に還暦を迎え、そろそろ無理はできない年齢です。19年10月配信の『WEBザテレビジョン』によると、店を選ぶディレクターが若くなったことで洋食とか肉が多くなり、〝こちらの胃袋がびっくりしている〟と語っていました。『Season10』で脂ものや肉系が多くなると、松重の胃袋も相当もたれてくるはずです」(テレビ誌ライター)

 これからは和食中心になるかも。

(石田英明)

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