今年4月にフジテレビのスポーツ番組「S-PARK」に就任した佐久間みなみアナウンサー。番組ではおもに日本のプロ野球やメジャーリーグを取材しているが、まだ就任3カ月とあってか、ヤクルトの主砲へのインタビューで「失礼ですよ!」とたしなめられる一幕があった。
新スポーツキャスターの評判について、女子アナウォッチャーが明かす。
「業界では“もってるアナ”として認知されています。というのも、初めての球場取材が、4月10日にZOZOマリンスタジアムで行われた千葉ロッテ・オリックス戦。この試合で佐々木朗希投手が完全試合を達成し、佐久間アナは28年ぶりとなる歴史的快挙を生で目撃したのです。それから約1カ月後、エンゼルスタジアムに足を運ぶと、今度は大谷翔平がメジャーで初となる満塁ホームランを放ちました。『佐久間アナが行くところ、ミラクルあり』と言われるまでになりました」
そんな佐久間アナが現地取材した6月26日のヤクルト・巨人戦は稀に見る乱打戦。両チームともに14安打を放ち、結果は11対10でヤクルトが勝利を飾った。
同日放送の「S-PARK」において、佐久間アナは首位ヤクルトを牽引する4番の村上宗隆に直撃取材を敢行。巨人・岡本和真について尋ねると、「パワーがすごい」と称賛。巨人の4番を長年務めていることについて「精神的にも技術的にも尊敬することばかり」と答えた。
さらに佐久間アナは巨人の岡本にも話を聞き、村上について「めちゃくちゃスゴい」「見習わないといけない部分がたくさんあります」というコメントを引きだした。そこで画面は再び、村上へのインタビューシーンに。本塁打ランキングで2位の岡本を引き離していることもあって、佐久間アナはこんな“直球質問”をしてしまう。
「ここまでホームランを打っていると、1本打った時の感動っていうのは薄れるのかなぁって思って…」
これに村上は「まったく薄れないっす!」「薄れないっすね!」と即座に即答。佐久間アナが「毎回毎回…」と尋ねるも、「これは失礼ですね!」と冗談まじりに否定。これに笑いで返した佐久間アナは「失礼しました」と締めくくった。
「インタビューは終始和やかなムードで、まだプロ野球の取材に慣れていない佐久間アナと村上選手のやりとりには解説者の谷繁元信さんも爆笑していました。この後の試合では、村上選手が8対8の同点から、試合を決めるスリーランを打ちましたが、この時の感動はかなり大きかったはず。佐久間アナの“素朴な質問”に発奮したとも言えますが、村上選手にとっても、佐久間アナは“もってるアナ”だったのかもしれません」(女子アナウォッチャー)
佐久間アナが行くところ、“感動の名場面”あり!? 彼女の現地取材から目が離せそうにない。