俳優の綾野剛が〝ガーシー〟こと暴露系YouTuberの東谷義和氏と一騎討ちか。綾野の所属事務所のトライストーン・エンタテイメントは6月13日、公式HP上で所属タレントへの名誉毀損にあたるネット上の投稿について「法的手続等の対応を行う」と発表した。
同社は名誉毀損に該当する投稿者の名前を明かしていないが、東谷氏は再三に渡り、綾野の女性関係について言及。綾野と関係を持ったという元アイドルが生配信で登場したこともあった。
東谷氏は6月13日更新のツイッターで、同社が法的措置を行うとしたページを貼り付け、「テレビ局やスポンサーに言われてやってんのわかるけど、これは一番あかんやろ こんなペラ1枚の否定文で誰が納得すんの?笑笑」と余裕を見せた。
綾野は6月26日から放送される日曜劇場「オールドルーキー」(TBS系)に主演。同作は、綾野演じる元サッカー日本代表選手が引退後、スポーツマネージメント会社でセカンドキャリアに挑むヒューマンドラマだ。綾野は日曜劇場では初の主演。反町隆史、榮倉奈々、芳根京子らの人気俳優が脇を固める。
日曜劇場はTBSの看板ドラマ枠。6月12日に最終回を迎えた嵐・二宮和也主演の「マイファミリー」の平均世帯視聴率は16.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と、見事有終の美を飾った。
当然、綾野主演の「オールドルーキー」にも期待が寄せられるが、〝ガーシー砲〟の影響を受け、日曜劇場の一部スポンサーがCMを引き上げる可能性もあると一部メディアが報じている。ただ、スポンサー契約は半年単位なので、CMを流さなくてもスポンサー料の支払い義務は残る。とはいえ、イメージが損なわれるくらいなら、CMを流さないという判断を下すことも十分考えられるというのだ。
スポンサーは「綾野VSガーシー」の行方が心配だろうが、肝心の視聴者はどうとらえているのか。
「一部では綾野に説明を求める声がありましたが、その一方、応援コメントも少なくありません。『綾野がサッカー選手にしか見えない』『何があっても綾野剛の役者としての価値は変わらない』などと、綾野の演技を期待しているようです。また、ガーシーとの一件が逆に宣伝効果になった可能性もあります。ガーシー砲で綾野の注目度が増したことで、ドラマへの関心が高くなったことも十分考えられます」(芸能記者)
まずは初回の視聴率に注目だ。
(石田英明)