「ピンとこない!」宮根誠司、“関東甲信だけ”の梅雨入りに異論

 気象庁は6月6日、「関東甲信が梅雨入りしたとみられる」と発表。平年より1日早く、昨年より8日早い梅雨入りとなった。この日も関東甲信では雨が降り続き、向こう1週間も曇りや雨の日が多いと見込まれることが理由とのことだ。

 しかし、フリーアナウンサーの宮根誠司は納得できなかった。同日に放送された「情報ライブ ミヤネ屋」(日本テレビ系)で、疑問を呈した。

 番組では、気象予報士の蓬莱大介氏が解説。梅雨前線は沖縄付近で停滞しており、本州まで近づいてきていないことから、「もうちょっと先になるかなと思っていた」と予想を外したことを告白。梅雨入りを発表した理由については「曇り、雨の日が多くなるということで、生活している人の〝体感的〟には『もうこれ、梅雨じゃないの?』という感じはあるので、天気図はそうでもないが、早めに梅雨入りの発表をしたのではないかと思う」と見解を示した。

 宮根は「関東甲信が梅雨入りしましたが、天気図から見ると、梅雨入りの天気図ではないのに梅雨入り」と腑に落ちない様子。蓬莱氏が「梅雨前線は沖縄に停滞しているんですけどね」となだめるように同調するも、「関東甲信だけ梅雨入りって、梅雨前線が上がってきてないのに梅雨入りはピンとこない」と引き下がらない。

 なおも「体感的に梅雨っぽいってことでしょ」「〝体感的梅雨入り〟って初めて聞いたような気がしますけどね」と続けると、蓬莱氏はバツが悪そうに「僕の造語です、ごめんなさい」と告白。どうしても納得できない宮根は「気象庁は梅雨入り(の発表)、でも、体感的梅雨入りということですよね。気圧配置は違うけど、梅雨入りなんですね」と何度も疑問をぶつけた。

「天気図から見ると梅雨入りではないことに納得できないのは理解できますが、しつこすぎる印象を受けました。しつこいといえば、18年7月に放送された同番組で、愛知県出身という理由だけで日本テレビの久野静香アナをプロ野球のドラゴンズファンと決めつけていました。久野アナは全球団を応援していると公平な立場を取っていましたが、宮根はドラゴンズファンだとしつこく追及し、視聴者から不評を買っていました」(テレビ誌ライター)

 関東甲信の梅雨入りは気象庁の判断なので、何卒ご理解を。

(石田英明)

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