「有働さんも許す」「飲んじゃおう」宮根誠司の“飲酒のススメ”に批判殺到

 イギリスではエリザベス女王の在位70年を祝う「プラチナ・ジュビリー」の式典が6月2日から始まり、以降の4日間は祝日となることもあって、国全体が祝賀ムードに包まれている。

 6月3日放送の「ミヤネ屋」(読売テレビ)は生中継で現地の様子を伝えたが、司会を務める宮根誠司の言動が“アルハラ”にあたるのではないかと、視聴者から不評を買っている。

 NNNロンドン支局の古谷朋大記者が前夜にパレードが行われた大通りからレポート。「パレードの2時間前には宮殿の周辺がすべて封鎖されて、身動きができなくなるほどすごい人出でした」と振り返った。その後、古谷記者は近年の王室スキャンダルやイギリスの国民感情に触れ、「久しぶりに国を挙げての大きなイベントということもありまして、これを機にですね。『雰囲気を変えよう』という声も聞かれました」と語った。
 
 現地での盛り上がりを聞いた宮根は、「4日間休みですから朝からビール、ガンガン飲んじゃってるんでしょ、みんな」と聞くと、古谷記者は笑いながら「そうですね。もともと割と昼間からパブでビール飲んでいる人も日本より多く見かけるんですけれど」として「休日の中でお祝いをしている雰囲気ですね」と説明した。その後、改めてエリザベス女王の体調についてリポートしていたのだが、宮根が突然、こんな質問をぶつける。

「古谷さんはあれですか、『zero』まで飲めないの?」

 これに一瞬、固まった古谷記者が「あ、お酒ですか?」と尋ねれば、宮根は「ビール、ビール」と煽り、古谷記者はこの後も中継や取材の仕事があることを告げた。それでも宮根は「飲みたいよね!もうだって、みんなまわり飲んでるのに」「もう(夜の)『(news)zero』飲んで出ていいと思うよ。金曜日だし。ニッポンの…。有働さんも許すってソレ、飲んじゃおうよ」と畳みかける。古谷記者は「しゃべれなくなっちゃうとアレなので…」と断る姿勢を見せるも、宮根は「大丈夫、大丈夫、大丈夫」「飲まないとやってらんないすから。飲んでください、ガッツリ。『(news)zero』でビール片手に。あっ、中継が終わった瞬間に飲むっていうね」と、カメラ前での飲酒を薦めまくった。
 
 昼間から仕事中の記者にビールを薦める宮根について、SNSでは《アルハラっぽくてイヤだな》《有働さんが仕事中の飲酒を許すわけないでしょ》《飲めないって言ってるのに宮根しつこいよ》といった批判が寄せられていた。

「宮根さんは古谷記者に出演予定の夜の『news zero』をチェックするようで、『楽しみにしている』という旨の発言をしていました。この圧に負けて、まさかビール片手に中継するとは思えませんが、職場での上下関係を利用して飲酒を強要すればアルハラにあたります。ましてや仕事中の飲酒強要などあってはならないこと。宮根さんは、古谷記者を気遣って口にしたのかもしれませんが、アルハラ被害をなくすよう訴えるべき立場の人が、まさか生放送中に酒を薦めるとは信じられません」(社会部記者)

 古谷記者はシラフで中継を乗り切ったのだろうか。

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