米ロサンゼルスで現地時間の6月10日に行われたゲーム見本市「E3 2019」を前に、スクウェア・エニックスがプレイステーション4用ソフト「ファイナルファンタジーⅦリメイク」を2020年3月3日に発売することを発表。待望の人気シリーズの新作だけに歓喜の声が上がると思われたが、このニュースにファンの間では冷ややかな見方が蔓延しているという。
「『FFⅦ』はシリーズの中でも最も人気が高く、世界的にも名作RPGとして評価されており、15年のE3でリメイクが発表された際には、会場でスタンディングオベーションが起こるほど。しかし、それ以降は新たなプロモーション映像も公開されず、18年には新たに開発スタッフが募集されるなど、ファンから《いったいいつになったら発売されるんだ!》と悲鳴に近い声が上がっていたんです」(ゲーム業界関係者)
そうした経緯から、今回の発売日決定の報告にも《また延期だろうな》《俺、未来から来たけど2020年中にFFⅦは発売されないよ》など、茶化すものも含め信用できないという意見が噴出しているのだ。
「『FFⅦリメイク』は14年から開発しているということで、すでに5年の年月が流れているということから、もう期待を持続させることに疲れたという気分なのでしょう。しかもゲーム専門誌筋からは同作が『3部作になるのでは』との憶測も流れており、これを受け《3月に発売されるのは1部だけでしょ》と冷めたような声も出ているんです」(ネットウオッチャー)
ただ、こうして話題になるのは、注目度が高いことの裏返し。予約購入をしたファンは早く現物を手にして安心したいところだろう。
(小林洋三)