2月14日からNetflixで全世界同時配信中のドラマ「金魚妻」に出演している女優の篠原涼子。タワーマンションに暮らす女性たちを描いたドロドロの不貞劇で、日本のみならずアジア各国でも人気だ。
そんな同作の主題歌といえば、sino R fine(シノールフィーネ)の「Crazy for you」。作品の世界観に合った切ない歌声のバラードだが、じつはコレを歌っているのは篠原涼子。若い世代にはピンと来ないかもしれないが、彼女は202万枚の売り上げを記録した小室哲哉プロデュースの大ヒット曲「恋しさと切なさと心強さと」(94年)など90年代を代表する女性歌手のひとりでもある。
今回、約19年ぶりにシングル曲をリリースしたわけだが、これほどブランクを空けて歌手活動を再開させたケースは芸能界でも珍しい。でも、このタイミングでの復帰にはさまざまな憶測も流れている。
「昨年、市村正親との離婚を発表し、13歳と9歳の息子は市村が育てています。そんな中、篠原は昨年8月、超新星の元メンバー、グァンスとの不貞疑惑が報じられた。そのため、事実はどうであれ世間からは〝子供より男に走った〟と見られてしまった。結果、好感度女優のイメージが悪化してしまいました」(芸能ライター)
だからだろうか、2月9日放送の「TOKIOカケル」(フジテレビ系)に出演した際、篠原は、休日には元夫と2人の息子が待つ家に通っていることを明かしている。また、公開された「休日のルーティン」には、次男のピアノレッスンへの付き添いも入っていた。元自宅へ帰ったら、息子たちのリクエストを聞き、食事の準備もしているそうだ。同番組放送後には、離婚後も仲睦まじい“新しい家族のカタチ”などと報じられたものだ。
さて、そんな折の歌手活動再開だが、本人はインタビューで加藤ミリヤやChe‘Nelle、楽曲を担当した音楽プロデューサー、SUNNY BOYともプライベートで親交があり、数年前から趣味として音楽活動を行ってきたことを明かしている。
「以前から歌手復帰を視野に入れていた可能性は高いですが、『TOKIOカケル』での話といい、イメージ回復キャンペーンの一環とも見られなくもない。2017年の『民衆の敵〜世の中、おかしくないですか!?〜』(フジ系)以来、地上波ドラマの主演がない篠原ですが、歌手としてもヒットすれば以前のように脚光を浴びることが予想され、再び視聴率女優の座に返り咲くこともできますからね」(同)
「金魚妻」のドラマは大ヒットしているが、主題歌のほうは、さて。