ナダルの仲良し芸人がまさかの転身! 200作品に出演する艶系男優になっていた

 6000人ほどのタレントを擁する吉本興業には、さまざまなタイプがいる。半数以上がお笑いタレントのため、芸人色が強いが、俳優やアイドル、アスリート、文化人など所属タレントのジャンルは多岐にわたる。

 なかには、芸人としては花を咲かせることができなかったが、第二の人生で驚きの数字を叩きだした者がいる。「出てこい中平くん2号」という芸名で活動していた元芸人だ。

 中平は、大阪NSC(吉本総合芸能学院)出身。同期に、兄弟漫才師のミキ・亜生がいる。3年半続けた芸人生活に見切りをつけたあと、関西から上京。ナレーションや声優をやろうと専門学校に通ったが、そこでも売れることはなかった。そんなとき、ネットで見つけた艶系男優の募集要項を見て、オーディションに参加。レーベル関係者や男性スタッフらがいる前で、30分間で4回も発射してみせ、即採用となった。

「デビューは18年。鏡張りの車の中で行為に及ぶ人気シリーズでした。彼はすぐに昇天してしまうタイプで、初現場なのに3回も発射。アシスタントディレクターから『逸材が現れたなぁ』と褒められたそうです。ちなみにデビュー戦のギャラは、100円ポッキリ」(業界誌ライター)

 それでも、2カ月後には掛け持ちでしていたアルバイトを辞めて、男優業1本で食えるようになった。10カ月間で200作品以上に出演する驚愕のハイペース。今年、芸人と男優のキャリアが3年で並んだ。

「師匠はしみけん。去年8月、しみけんを含む先輩の撮影をメモを取りながら見学していると、気にかけてもらい、前職が芸人だったことを告げると、興味を持ってもらえたそう。自宅に招かれ、週5で会うほどの仲になったとか」(同)

 芸人時代に親しかったのは、1期先輩にあたるコロコロチキチキペッパーズのナダル。LINEグループも組んでいたが、5年ほど前に突然、「芸人を辞めて男優になります」と投稿して連絡を絶った。成功した今は、ナダルとの交流が再開している。

 元芸人の艶系男優。第二のしみけんとなり、吉本芸人とテレビ番組でカラミを持てる日は来るか。

(北村ともこ)

エンタメ